2021.05.25
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「小1の壁」とは?保育園より小学校入学後に育児と仕事の両立が難しくなる理由・対策

働いている保護者であれば、「小1の壁」という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。一体、どんな壁が立ちはだかるの?と漠然とした不安を抱く方も多いと思います。ここでは、「小1の壁」の実態や乗り越えるための様々な方法を解説するほか、乗り越えずに仕事を辞めた方の声なども紹介します。

「小1の壁」とは?

「小1の壁」とは、共働きやひとり親世帯において、子どもの小学校入学を機に、仕事と育児の両立が難しくなることを意味しています。4人に1人が「小1の壁」が原因で退職や転職を選ぶほど、大きな問題となっています。

親の退社時間まで子どもを預けられる施設が見つからなかったり、そのほか保護者の負担が増えたりすることにより、働き方を変えなければならないような問題が生じます。結果として仕事を辞めたり、働き方を変えざるをえない母親が増えており、社会問題化しています。

育児と仕事の両立が難しくなる理由

子どもが小学校に入学すれば保育園時代よりも仕事に専念できるはずでは?と疑問を持たれる方もいらっしゃるでしょう。どうして仕事と育児の両立が難しくなるのか、具体的な要因を紹介します。 

学童保育の預かり時間は保育園よりも短い

保育園在園中の子どもは、夜間の延長保育を利用すれば公立保育園などに朝の7時頃から夜の19時過ぎまで預けることができます。さらに、その間の食事や間食、仮眠なども含めて、一日の子どもの生活を全て保育園にお任せできます。

しかし、小学校に入学すると、放課後に預けられる公設の学童保育施設は、開所時間を18時までとしているところが多いです。最近都心部の一部では、19時までの延長保育も対応しているところもありますが、まだまだごく一部です。そのため、保護者は勤務形態を変えざるをえないのです。 

学童施設が不足している

そもそも全国的に、学童保育の利用希望者数に施設の数が追いついていないため、利用することさえできない家庭も数多く存在しています。厚生労働省による2020年7月の調査発表によると、学童を利用したくてもできなかった学童待機児童は1万5995人です。都道府県別では、東京都(3262人)、埼玉県(1665人)、千葉県(1444人)が全体の4割弱を占めていますが、北は北海道から南は沖縄まで、全国的な問題となっています。 

小学1年生の下校時間は早い

小学校1年生の下校時間は驚くほど早いです。公立小学校は入学式直後の1週間から2週間程度は給食なしの午前帰り、国立小や私立小学校では1カ月給食なしも珍しくはありません。給食が始まっても、1学期(前期)の間は、週に1日は13時過ぎに下校する日があります。

小学校1年生の標準的な授業数は、1日4時間の日があることや長期休暇を考えると、1週間あたり24コマ前後と言われています。2学期(後期)になっても、1年生は午後に1コマだけ授業を受けて下校する日があり、その場合は14時半くらいに下校します。

育児短時間勤務が適用されない

育児短時間勤務とは、3歳までの子どもを養育する労働者が、1日の所定労働時間を原則6時間とすることができる制度です。2009年の育児・介護休業法の改正により、企業に導入が義務付けられました。

原則、子どもが3歳に達するまでが対象期間ですが、小学校就学の始期(6歳になった日以降の最初の3月31日)までを対象とすることが努力義務とされているため、保育園時代は時短勤務をされていた多くの方が、子どもの小学校入学のタイミングでフルタイム勤務に戻るのか、それとも退職か、という選択に悩んでいます。 

公設学童で勉強のサポートは期待できない

宿題や勉強等の子どもの自主学習の習慣は、子どもひとりで身につくものではありません。親、もしくは親の代わる大人が親と連携をしながらサポートをすることによって、ようやく身につくものです。

しかし、公設学童保育の現場では、指導員と呼ばれる大人は、子ども40人に対して2人の配置です。宿題やろうね!と声掛けすることこそできますが、本当にやっているのか?理解しているのか?など、子どもを個別にフォローすることは期待できません。となると、各家庭で親がやるしかありません。それは可能なのでしょうか?

フルタイムで勤務し、18時までになんとか公設学童に子どもを迎えに行き、帰宅したら夕食を作り、食べさせ、お風呂に入れ、9時に眠てもらい、朝6時には起床!

この慌ただしい時間の中では、子どもの話をしっかりと聞く時間も確保できるかどうかわかりません。宿題はやったのか?どこが分からないの?などと勉強をサポートしている時間は、ほとんどないのか現況です。

恐怖の夏休み

小1の壁が大変だと思うもう一つの大きな理由に、夏休みや冬休みなどの長期学校休暇があります。夏休みは地域によって異なりますが、7月20日過ぎから8月いっぱいまでの40日間を、子どもは学校にいかず、学童で過ごすこととなります。

もちろん、公設学童保育は朝から預かりを行っていますが、授業もイベントもありません。20分程度の勉強時間を確保してくれるところは多いですが、それ以外はずっと友だちと遊んで過ごしています。

このタイミングで「学童に行きたくない!」と言い出す子も少なくありません。フルタイムでは復帰したものの、色々と限界を迎える中で夏休みを目前に退職を決断される方も少なくありません。

PTA活動も場合によっては影響あり

小1の壁として、PTAなどの学校行事をあげる方も多いですが、実際はどうでしょうか?

PTAとは、Parent(親)、Teacher(教師)、Association(組織)の略で、各学校で組織された保護者と教職員による団体です。学校にいる子どものためにボランティア活動をすることが目的です。

法的な根拠や加入の義務など論点はいろいろありますが、直接的に親に関係のある部分は、クラスから代表として、毎年決められた人数(2人であることが多いです)を選出します。

クラスから選出する役員とは別に、地域ごとに担当役員を選出する仕組みがある学校もあります。選出された人たちで、担当(広報、行事、総務など)を決めて活動します。子どもが在学中に、必ず何らかの役割を担当するというルールになっている学校もあります。

PTAの仕事には、頻繁に学校に行く必要があるものだけでなく、家でできるものや、ある時期だけ忙しいものなどがあります。共働きの人でもできるような役割もあります。その在り方は学校によって異なっています。いずれにしても、働く保護者への理解によって、PTAなどの学校活動が「小1の壁」となるのか否かは大きく変わってきます。

「小1の壁」の実態は?

小1の壁の実態について、3人のワーキングママさんの事例を紹介します。 

①学童に落ちてキャリアを諦めたAさん

Aさんは、朝9時から14時まで都内のコールセンターで育児短時間勤務の正社員として働いていいました。子どもが小学校入学のタイミングで、フルタイムへの復帰や、ゆくゆくは管理職への昇進も目指していました。

しかし、公設学童への入所に落ちてしまいました。

理由は、入所基準となる昨年の実績で、13時から18時までの間に4時間以上の就労基準がなかったこと、かつ、74歳の夫の父と同居していることでした。なんとか日常生活は送ってはいるもの、元気な小学校1年生の男児を毎日4時間以上も義父に見守らせるわけにはいかないと思い、個別事情を考慮して欲しいと考えていたA子さんの想いは届きませんでした。

地域の公設学童は、今だ100人以上の待機児童がいます。同じ会社の同僚は近くに民間学童保育を利用しているようですが、残念ながら通える場所にはありませんでした。

A子さんは、フルタイムでの復帰を諦め、正社員から契約社員に切り替え、同じ会社で働き続けています。同期の昇進を耳にし、モヤモヤとした思いを抱えています。 

②学童のお迎えに間に合わない!時短勤務に変更したBさん

Bさんはフルタイムで働く2人の子どものママです。下の子は3歳、上の子は小学校入学を目前としていました。これまでは、最長20時まで、保育園に子どもを預けることができたため、19時まで会社で働くことができました。

しかし、上の子の小学校入学に向けて公設学童に預けることを検討したところ、公設学童では最長でも18時までしか子どもを預かってもらえないことを知りました。18時に迎えに行くためには、17時には会社を出なければなりません。Bさんは、悩んだ末に時短勤務に変更することを決意しました。

時短勤務を利用できる期間は、国の法律で「子どもが3歳のときまで」と制限されていましたが、Bさんの会社では独自に小学校入学前の5歳まで利用可能という制度を設けていたため、3歳の下の子に使う名目で会社に時短勤務を申請し、利用することにしました。

「なぜ保育園は20時まで対応してくれるのに、公設学童は18時までなのか」

Bさんにとって、会社を出なければならない時間が1時間違うだけでも大きな差があります。20時までとはいかずとも、せめて19時まで認めてほしいという思いを抱えながら、1年間限定で時短社員として働き、地域の学童保育の取り組みや子どもの様子を見ながらフルタイム復帰を目指しています。

「下の子が小学校に入学するまでには、学童保育でも延長保育が導入されてほしい」

こうした学童保育の延長を要望する声は全国的に広がっており、徐々に学童保育の預かり時間を延長する自治体は増えてきています。

③民間学童保育に月20万円!それでも満足のC子さん

Cさんは外資系金融機関で女性管理職として働いています。出張も多く、保育園時代には馴染みのベビーシッターもいました。ひとりっ子の娘が小学校受験をし、希望する小学校への進学が決まったタイミングで、通学に便利なエリアに引っ越しもしました。その地域には仲の良いお友だちもいないし、そもそも家事と育児と仕事が同時に回せるわけがないと考え、地域の公設学童を利用することはまったく検討していませんでした。

Cさんの娘は、有名なバレエ専門スクールに始まり、作文、英語、アート、水泳、さらには進学塾と忙しい毎日を送っています。外部の専門習い事教室への送迎も、民間学童保育のスタッフが有料で担当してくれています。

「いつもバレエ教室に連れて行ってくれる学童の先生が、子どものバレエシニヨンも作ってくれています。発表会前は、会場でのリハーサルもあって大変なのですが、全て安心してお任せしています」

民間学童保育内では英語やアートなどの習い事や個別送迎サービスも含まれ、出費は月20万を超えていますが、Cさんは大満足。

もしこれが10年前だったら、こうした民間学童保育はなく、全てをベビーシッターに任せる必要があり、ものすごい金額の出費になっていたはずです。もしそうだったら、仕事か、子どもの教育の一部を諦めたかもしれません。

現在、Cさんは自分自身は会社の第一線で働き続けており、Cさんの子どもは好きな習い事と中学受験に向けた勉強をしています。「会社の後輩にも仕事と育児の両立が出来ることを示していきたい」とCさんは笑顔で語りました。

厚労省による「小1の壁」への対策は?

文科省と厚労省は、2014(平成26)年7月31日に「放課後子ども総合プラン」を共同で策定しました。目的は「小1の壁」を打破し、次代を担う人材を育成、全ての就学児童が放課後などを安全・安心に過ごして多様な体験・活動を行うためです。

学校施設(余裕教室や放課後等のために、一時的に使われていない教室等)を活用して、放課後児童クラブ、及び、放課後子ども教室の一体型を中心とした取組を推進することになりました。 

放課後児童クラブ(公設学童)の充実

学童保育所を利用登録している児童の数「登録児童数」は、2020年7月1日時点で、131万1008人の過去最高を更新しました。

2000年は39万2893人だった登録児童数は、2010年には81万4439人に増加、この20年間で約91万8000人もの増加があり、2019年から1年間で1万1701人増えています。

国の政策として、今後も女性活躍推進や子どもの支援に力を入れて取り組んでいくと言われています。小学生の子をもつ親の就業支援として重要な役割を担う学童保育は、これからも拡充されていくと考えられます。

誰でも利用できる放課後子ども教室

「放課後子ども教室」は、全ての子どもを対象に、地域の方々の参画を得て、学習やスポーツ・文化芸術活動、地域住民との交流活動などの機会を提供しています。

2014年12月に、1135の市町村で、1万1991教室が開かれましたが、2019年11月時点では、1194の市町村で1万9260教室と拡大しました。

地域や季節によって開校時間は異なりますが、16時~17時まで、誰でも利用できる放課後子ども教室は、学童保育に入れなかった家庭には貴重な居場所となっています。

「小1の壁」で退職するメリット・デメリットは?

小1の壁をなんとか乗り越えようと、無理をして働き続けることが正しいとは限りません。自分自身や家族にとって新たなステージと捉え退職をされた方に、退職のメリット・デメリットの本音を聞きました。

【メリット①】子どもとの時間が増える

Dさんは、子どもが私立小学校へ入学したタイミングで退職を決意しました。最初の一カ月は保護者のお迎えが必須で、夏休みなどで学校の休みも多い方だと聞き、無理をして働き続けるよりも、仕事から離れるよいタイミングだと思い退職を決意しました。

小学校では、子育てや教育への親の積極的な関与を指導されています。子どもが小学1年生の間は、毎日親が本の読み聞かせを家庭でし、本のタイトルを提出しなくてはなりません。また、宿題では文字の綺麗な書き方を指導する必要もあります。

必然的に、子どもがいる時間の大半は、親子で本を一緒に読んだり、勉強をしたりして過ごしています。Dさん自身、改めて子育ての仕方を学ぶよい機会として捉えています。 

【メリット②】地域や学校との新たな交流・人脈ができた

Eさんは、1人目の子どもが中学受験、2人目の子どもが小学校入学のタイミングで退職しました。上の子の時は様々な理由をつけて避けていたPTAの役員も、今回は自分から進んで役割を担うようになりました。

PTAになる前は、正直なところ拘束される時間を非生産的なものだとネガティブに捉えていましたが、役員として参加することによって、自分以外の子どもを見ることができ、担任の先生と話す機会が増え、親同士の繋がりも広がり、良い部分がたくさんあります。

地域での交流も盛んになり、今まで住んでいた場所が全く違う景色に見えるようになりました。仕事を続けていたら、PTAに入ることはなく、こうして地域の活動を通して多くの人と交流する機会もありませんでした。Eさんは、仕事を辞めて良かったと考えています。

【デメリット①】家計は赤字に、転職活動もうまくいかず

Fさんは、小学校入学後、1学期までは仕事と子育ての両立を頑張っていました。しかし、子どもが学校の宿題がないとウソをつき全くやっていなかったことや、職場では自分の仕事をサポートしてくれるスタッフさんとの関係性が悪化したことなどが色々と重なり、新卒から13年間勤務していた大手食品メーカーを退職することに。すぐに後悔することになりました。

貯金があるため今は問題ありませんが、2年前に購入したマンションのローンの返済を合わせると、毎月の収支は夫の収入だけでは赤字です。コロナ禍でテレワークが推奨され、残業代がほとんどなくなったのも誤算でした。これまでの生活をずっと続けることはできません。

転職活動もしているのですが、内定はなかなかもらえません。やっと内定が決まっても、オファー金額は前職の3分の2。どうしてあの時もう少し踏ん張れなかったのか、と後悔しています。

【デメリット②】充実しているようで心が満たされない

Gさんは、子どもの小学校入学前に学童選びをしている最中、職場結婚をした夫が昇進して年収が大幅に上がりました。

夫婦で話し合い、Gさんが仕事を辞めて家庭に入ることにしました。これまではフルタイムで仕事を続けていましたが、もともと家事は好きな方でした。以前から、家で梅を漬けたり、味噌をつくったり、やってみたかったことに挑戦して、充実した日々を送っています。ジムや習い事教室に通ったり、顔なじみのママ友とお茶をしたりしながら、専業主婦への移行はスムーズにできました。

でも、やりがいはあるか?と言われると、正直イマイチ。

ママ友とパートナーや子どもの話をしている最中も、頭の中では「だからどうしたの?」と思っていることが多くあります。本当は良くないと思いながらも、昔の同僚とランチをした方が楽しいのが本音です。

改めて、自分は仕事が好きで、仕事を通して成長することで、充実した日々を送れていたのだと気づきました。夫は、私が家庭にいることを望んでいるようです。密かに、家で何かできる仕事はないか?と模索中です。

「小1の壁」への対策方法

最後に、小1の壁への対策方法を6つ紹介します。多くのワーキングマザーがこれで乗り切ってきました!皆さんにとって、新しい気づきやお役に立てれば幸いです。

①働き方を変える

この10年間の間に、社会全体の意識は、ワーク・ライフ・バランスを推奨する働き方へと大きく変化しました。さらに、このコロナによりテレワークの環境が進んだこともプラスです。

すでにテレワークをされている方は、コロナが収束した後も会社に対して、テレワークの継続や併用を希望してください。

もちろん、小学1年生の子どもが家にいたら全く仕事にはなりません。が、公設学童のお迎えに行く時間まではテレワークをし、18~20時は家事&子育てタイム。子どもを早く寝かしつけて20時半からは残りの仕事の集中タイムと、一日の中でメリハリをつけて働くことが可能です。

②夫婦で役割分担を決める

日本人男性は、有償労働時間が極端に長く、無償労働時間が短くなり、家事・子育て負担率は先進国最低と言われています。小1の壁を乗り越えるためには、夫婦で協力することが必要です。

社会全体の働く意識も大きく変化している今がチャンス。フルタイムで働いているママは、週2日はパパに学童のお迎え&宿題チェックをしてもらうことを目標にしてみてください。夕食は、1日は予め作っておく、残り1日は予算内での外食OKな曜日とすれば、子どもも旦那さんも喜びます。

この週2日は、残業OKな日として1週間の仕事のリカバリーをすれば、なんとか仕事も回るのではないでしょうか。 

③会社の福利厚生サービスを利用する

医療関係者や流通・サービス業など、現場での仕事が多い会社を中心に福利厚生サービスが充実している傾向があります。「福利厚生」とは、従業員に対し、企業が通常の賃金や給料に加えて支給する非金銭報酬のことです。

福利厚生は、従業員が働きやすい環境を整えることで、従業員の能力を最大限に引き出し、その成長を促すことが目的で、この4-5年はとくに採用難だったこともあり、多くの企業で従業員のモチベーションやパフォーマンスを向上させる目的で、従業員に人気のある福利厚生が導入されてきました。

民間学童保育やベビーシッターサービス、また家事代行サービスなどで利用できるメニューも多くあります。導入している企業によっては、月1万~3万円分を実施会社が負担してくれることがあります。是非確認してみてください。

④民間学童保育を利用する

ご自宅の近隣に民間学童保育があれば、すぐにでも利用検討をお勧めします。なぜなら、民間学童保育こそ、この小1の壁を解消するために生まれた新しいサービスです。皆さんの悩みや課題を解決してくる一番の味方となることでしょう。

人気の民間学童保育であれば、定員いっぱいとなっている可能性もありますので、どんなに遅くても子どもが年長さんの夏前に情報収集をしっかりとされることをお勧めします。

⑤習い事と社会福祉協議会を併用する

近隣に民間学童保育がない方は、習い事教室との併用を検討しましょう。ポイントは2つあります。

1つ目は、公設学童でおやつを食べ終わったタイミングで、習い事教室に出発できるとスムーズです。

2つ目は、公設学童のお迎えと習い事への送迎は、地域の社会福祉協議会が行っている送迎サービスの利用を検討してみてください。

全国の各市町村に必ずある社会福祉協議会は、地域の福祉活動を進めるために設立された社会福祉法人です。地域のみなさんをはじめ、各種団体と密接に連絡を取りながら、さまざまな事業を行っており、そのサービスの一つとして子育て支援も行っています。

子どもの習い事送迎は、ファミリー・サポートという名前で、1時間600~800円前後で実施していますので利用検討をおすすめします。 

⑥最大の壁「夏休み」は適度に実家を頼る

少なくとも夏休みの次に長い春休みや、2年生の夏休みもまだまだ頼りたいところです。入学式直後のお帰りが早い4月も両親を呼んで頼りたいところですが、ここはぐっと我慢して、夏休みまで控え、小1の壁の最大の難関「夏休み」を乗り切りましょう!

ただし、積極的に頼ったほうがいい一方で、実家の利用は夏休みに1週間、どんなに長くても絶対に2週間以内にとどめることをおすすめします。これ以上利用すると、皆さんの両親が体力的にも精神的にも限界を迎え、もう預からない、面倒はみない、と悲鳴があがる可能性もあります。

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「学童ナビ」は、学童保育や子どもの放課後の過ごし方に関する悩みごとを解決する、無料の情報提供サイトです。2011年に開設後、小・中学生以上の子どもを持つ学童経験者のワーキングマザーが運営しています。子どもの成長にとって小学校低学年は最も重要な時期ですが、小学校入学後に保護者同士が顔をあわせる機会は減ることから、最新学童ニュースや公設学童比較、民間学童情報、子育て、教育などの情報を発信しています。

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