習い事ぐるぐる日記 英語編:第1回 息子の英語遍歴ざざっとまとめ紹介!
そんなわけで英語編スタートです。
ところで、今回のマンガを読んで、「そんな英語力ほぼゼロでブリテッシュスクール入って大丈夫なの!?」と思った人もいるかもしれません。私たちもそれを心配していました。ちなみに、マンガでは詳しく説明できなかったのですが、イギリス式と日本式は小学校になる年齢が違うので、息子は小学校1年生の途中から編入した形になるのです。
そこで、入学前に英語について先生に質問したところ
「ノープロブレム!!」
という強いお言葉をいただきました。
というのは、ブリティッシュスクールの授業はクラス全体でひとつの授業を受けるのではなく、その教科のレベルごとに生徒をグループ分けして受けるシステム。先生がそのグループのために用意した教材やプリントで授業するので、日本の教科書にあたるものもなし(サブテキスト的なものはある)。なので、低いレベルのグループからスタートすれば問題なし、ということだったのです。
サブテキスト的な位置づけだった「オックスフォード・リーディング・ツリー」という絵本シリーズ。これは音読の宿題として渡されました。これも各自のレベル力にあわせた内容のものが渡され、少しづつレベルをあげていきます。いろんな国籍の家族が出てくるところも興味深い!
授業といえばみんないっしょに同じことをやるもの、というイメージしかなかったので、その日本と全然違うシステムにはビックリしましたが、息子にとってはラッキー!ちなみに、このシステムはイギリス本国の小学校でも同じなのだそう。イギリスは日本より多様な人種や語学力の生徒がいるので、必然的にこういうシステムになったのかもしれません。そのほか、英語の補修クラスなどのフォローもあったみたいです。
息子が当時読んでたのはこれくらいの文字量。ちなみに、この英語絵本は日本でもネットで購入できますし、YOUTUBEには、ネイティブの人がこの本の音読をしている動画もたくさんアップされています。大人にも子どもにも、英語入門テキストとしてオススメ
そんなわけで、息子はほぼ喋れない状態でブリティッシュスクールに途中編入したのですが、これは息子の年齢が5歳だったこともよかったようです。小学校高学年以上になると、ある程度の英語力が必要になったり、英語の試験をパスしないと途中編入が難しい場合もあるそう。おまけで学校から渡されてた各教科のノート。シンプルデザイン!
さて、そんなわけで今回は「息子の英語遍歴ざざっとまとめ紹介!」でしたが、次回は「子どもが自主的に英語に興味を持つコツ」の予定です。
かつては英語教室体験ですら断固拒否した息子が、なんで自らインターナショナルスクールに行くと自ら言ったのか?その理由として思い当たることを紹介したいと思っています。

コミックエッセイスト。2017年から2年間バルセロナに滞在。近著は「ほしいのはつかれない家族」(講談社)。子どもの頃からず〜っと絵を描くのが好き。