2021.09.30
習い事Q&A みらのび編集部

1歳の男の子・女の子に人気のおすすめ習い事5選! 習い事は1歳に必要? 失敗例も

待ちに待った赤ちゃんの誕生から1年。健やかに成長してくれることが何より大切、と考える一方で、その子の持つ能力を早く開花させてあげたい、刺激を与えて世界を広げてあげたいと願うのも親心です。この記事では実際に1歳から通える習い事はあるのか、その際の心がけはどのようなものなのかを紹介します。

目次

  1. 1歳の男の子・女の子に「習い事」は早すぎる?必要?
  2. 1歳の男の子・女の子におすすめの習い事の選定基準
  3. 1歳の男の子・女の子におすすめの習い事5選
  4. 1歳の男の子・女の子に習い事をさせる際の心がけ
  5. 1歳から習い事を始めさせても続かない…! 失敗の理由は?
  6. まとめ

1歳の男の子・女の子に「習い事」は早すぎる?必要?

「早期教育」の概念が広がったきっかけのひとつに、1971年、ソニーの創立者である井深大氏が『幼稚園では遅すぎる――人生は三歳までにつくられる!』を発売したことがあります。子どもの能力や性格は3歳までの時期に形成されるという内容で、同書は新装版として現在も発売されており、早期教育に興味を持つ親などに読み継がれています。

1歳は「実験期」と呼ばれることもあり、行動範囲が広がり見聞きするものが増える時期といわれています。早期教育に関心があるのであれば、五感全体で学び、吸収力が高いこの時期にさまざまな働きかけをしてあげることが良い刺激となるでしょう。習い事はそのための方法として利用する価値はあると言えます。

ただし、文科省によると乳児は「保護者など特定の大人との継続的な関わりにおいて、愛されること、大切にされることで、情緒的な絆(愛着)が深まり情緒が安定し、人への信頼感をはぐくんでいく」時期でもあるため、習い事をする際も、親の関わりが必要不可欠になるでしょう。

1歳の男の子・女の子におすすめの習い事の選定基準

お昼寝やおむつ交換などの時間も必要な時期に、どんな習い事であれば親にとっても子どもにとっても負担が少ないのでしょうか。子どもに身につけてもらいたい能力、与えたい刺激はどのようなものかなどが、1歳前後の時期に習い事を選ぶ際の選定基準になるでしょう。

知育・芸術・運動、どんな能力を伸ばしたいか

早期教育について考察をまとめた中村学園大学短期大学部「幼花」論文集では、日本で早期教育としてメジャーになっているものを大きく分けて、学力を伸ばすための「知育重視型」、音楽や絵画などの「芸術志向型」、バレエや水泳など「習い事型」の3つに分類しています。この3つの軸で検討し、子どもがどんなことに興味を持つかを見てみても良いでしょう。

さまざまな論文が3歳までに急速に脳が発達することを指摘しているのは事実です。多様な刺激を受け止め、パターン化し記憶するという情報処理のシステムが構築される時期には、一瞬だけ見せるカードに何が描かれているかを判断するフラッシュカードを使った学習も検証されており、一定の効果が期待されています。

運動系の習い事ではベビースイミングの人気が高く、単に泳法を学んだり、水への抵抗をなくしたりするだけでなく、体を動かすことでストレスを軽減したり、体力をつけたり、様々な利点があります。親子で参加できるクラスも多いため、自然とスキンシップやコミュニケーションがとれるなど、精神面に与えるメリットも大きいでしょう。

親子で参加できるか

1歳ごろは多くの子が歩き始め、行動範囲が大きく広がり、日々たくさんの刺激を受け、急激に心身が発達します。視覚や聴覚も鋭くなり、感情表現も豊かになって、「あーうー」など、言葉にならない言葉である「喃語(なんご)」を使いながら精いっぱい自分の欲求や思いを表現し始めます。

その基盤になるのは、保護者など特定の大人との信頼関係であり、継続的に関わる大人が近くにいることで、愛着が深まって情緒が安定し、積極的に新しい世界を探究できるようになります。

保育園での母子分離時の子どもの反応を研究した論文によれば、分離不安は1歳代~2歳前後が一番強いともいわれています。習い事をする際は、親子クラスがあるものから始めて、子どもが安心して新しい環境に適応していけるよう見守ることが望ましいでしょう。

1歳の男の子・女の子におすすめの習い事5選

具体的にどんな教室があり、どんなポイントが1歳の子どもにとって効果的なのか、月謝はどれくらいなのかなど、チェックすべきポイントはいくつか存在します。ここでは知育、英語、リトミック、読み聞かせ、スイミングと5つのジャンルに分けて、おすすめの代表的な教室を紹介していきます。

①【知育】チャイルド・アイズ

チャイルド・アイズ」は「やる気スイッチグループ」が運営し「思考力と人間力を育む」ことをスローガンに掲げる教室です。「脳の土台」をつくりあげ、考える楽しさを実感しながら、意欲を持って学ぶことができる子どもを育てます。

3歳までに脳の80%が完成し、幼児期に良質な刺激を受けることで脳の伝達細胞であるシナプスが増えるとの研究結果を鑑み、1.5歳から受講できる知育育成コースでは、五感教育を通じて思考力や読解力を育成。知能研究所との共同開発によってつくられた教材は、おもちゃのような感覚で遊ぶことができます。

首都圏の主要駅に教室を展開しており、通いやすいのも魅力的です。エリアによって月謝は異なりますが、週1回50分の授業を月1万1000円~1万3200円で受けることができます。

・チャイルド・アイズ
URL:みらのび掲載の「チャイルド・アイズ」教室ページ一覧

②【英語】ラボ・パーティ

ラボ・パーティ」は1966年に設立された歴史ある英会話スクールです。特徴は教材に名作絵本を採用していること。付属CDにはプロのナレーターや俳優陣による英語・日本語両方での朗読、豪華なBGMが収録されており、子どもたちは言葉の面白い響きを通して英語に自然と親しむことができます。

3歳以下のラボ・プレイルームは親子で参加し、手遊びや歌、ゲームを楽しみながら英語に出会っていきます。お母さん同士で子育てに関する情報交換もできるため、親にとっても気分転換ができる交流の場となるでしょう。

先生の自宅などで開校されているケースも多く、アットホームな空間でレッスンを受けることができます。満3歳の翌3月までは月額5830円で受講することが可能です。

・ラボ・パーティ
URL:みらのび掲載の「ラボ・パーティ」教室ページ一覧

③【リトミック】世田谷ピアノ・リトミック成城教室☆FUN

子育て世帯に人気のエリア、世田谷区の成城と経堂で4教室を展開しているのが「世田谷ピアノ・リトミック成城教室☆FUN」です。

ピアノレッスンは3歳以上が対象ですが、リトミックは0歳から受講できます。リトミックとは、スイスの音楽教育家、エミール・ジャック=ダルクローズの理論に基づき、音楽的要素を取り入れ潜在的な基礎能力を高めていくレッスン。リトミック研究センターの認定教室となっているこちらでは、グランドピアノの音色に合わせ子どもたちが体を動かします。

1歳児クラスは1回45分の授業を月額7000円で受講することができ、マンツーマンレッスンやオンラインレッスンにも対応しています。

・世田谷ピアノ・リトミック成城教室☆FUN
URL:https://miranobi.asahi.com/school/4443

④【絵本読み聞かせ】知育ラボ

知育ラボ」は未就学児から小学生向けの「知育」を中心としたスクールです。

早期教育で身につけたとしても効果は持続しないといわれているIQや学力といった「認知的能力」ではなく、この教室で身につく「非認知的能力」とは自己肯定感、信頼感、好奇心、協調性、意欲、やり抜く力など生涯の財産となる力のこと。

0~2歳が対象の「フラッシュ読みで100冊絵本読みます会」は親子で参加するプライベートレッスンで、先生が通常の倍以上の早口でテンポよく絵本を読みあげ、早読みで1日100冊こなすこともあります。早すぎるように感じますが、子どもたちは集中力が高まり、自然とお話を覚えていきます。受講日や料金については、教室の公式サイトからお問合せください。

・知育ラボ
URL:https://miranobi.asahi.com/school/1689

⑤【スイミング】東急スイミングスクール

東急グループの東急スポーツシステムが運営する東急スイミングスクールは、安全・安心の施設と質の高い水泳指導、水を使った運動プログラムと、健康の喜びを提供する教室です。東急線沿線のたまがわ、たまプラーザ、あざみ野で展開しており、6カ月~2歳11カ月まではベビーコースに入会することができます。

保護者1名と一緒に入水するため、安心感を抱きながら水中で体を動かすことができ、赤ちゃんはリラックス効果やストレッチ効果を感じることができます。体力づくりにも役立ち、風邪をひきにくい体をつくることができるメリットも。月額9350円で週1回40分のレッスンを受けることが可能です。

・東急スイミングスクール
URL:https://www.tokyu-sports.com/swimming/tamaplaza/school.html

【目的・用途別】1歳の男の子・女の子向けの習い事の選び方

1歳は発育や発達の個人差が大きく、運動の面では1歳前から歩ける子もいる一方で、まだまだハイハイ中心の子もいます。言葉の面でも意味をわかってしっかりと単語を使い分けられる子もいれば、身ぶり手ぶりが中心の子もいます。焦ることなく、それぞれの発育のペースや興味に合った習い事を見つけることが大切でしょう。

知育系

知育系の教室なら2カ月から2歳11カ月までの子どもを対象にした幼児教室「ベビーパーク」がおすすめです。

ベビーパーク」は、5~6組の親子と講師1人で行うグループレッスンは歌やフラッシュカード、体を動かすアクティビティなど飽きさせない内容で、母親たちには育児ノウハウを学ぶ「マザーリング」の時間が確保されているのも心強いポイント。全国各地に教室があり、月額1万5400円で受講することができます。

また、「知育ラボ」の絵本読み聞かせもおすすめです。

知育ラボ」主宰者の植村瑞江先生が一人ひとりの興味関心に合わせ、内容を自在にカスタムメイドしてくれるレッスンは、お絵描きや工作、読み聞かせやスポーツなど、知育・芸術・運動と多岐に及びます。

0歳から参加できる「フラッシュ読みで100冊絵本読みます会」では、先生が絵本を早読みすることで子どもの集中力が高まり、何度も繰り返し読むことでいつの間にかセリフを覚えることも可能。最初のうちは保護者同伴で習い始め、成長に合わせて徐々に親離れをし、5~6年間通う子どもも多いようです。

「あれやっちゃダメ」といったネガティブワードを一切使わない教室で、のびのびと五感をフル活用することができます。開催中のイベントや費用については、教室サイトから確認を。

「考える楽しさ」を実感できる教室でおすすめしたいのは、関東地方を中心に全国で135教室を展開する「チャイルド・アイズ」です。

チャイルド・アイズ」は、1歳半から通うことができ、場所見知りをしてしまう小さい子どもでも安心して通えるように、居心地がよく開放的なレッスン環境が整っています。

知能研究所との共同開発によってつくられた約100種の教材のなかから年齢や成長に合ったものを使用し、図形・記号・概念などの知能領域と、記憶や思考に分かれる知能活動を組み合わせて「24の知能因子」をバランスよく刺激します。知育育成コースは、週1回50分の授業を月1万1000円~1万3200円で受けることができます。

左右の脳を刺激し、生きるために必要な「5つのチカラ」を伸ばしていく教室なら、生後6カ月から通える「どんちゃか幼児教室」もおすすめです。

5つのチカラとは、人前力、競争心と思いやり、思考力と理解力、集中力、そして勇気とガマン。1~2歳のすくすくコースでは、体験していく「プレイワーク」と、机の前で集中する「デスクワーク」を組み合わせた授業を行います。絵を見ながらモノの名前を覚えられるプレイカード、布でできた野菜の「やおやさんセット」などを使い社会を疑似体験し、友だちとの関係を通して集中力や社会性を学びます。首都圏を中心に全国に15校展開しており、週1回60分のレッスンを月額8800円で受講可能。

運動系

1歳の段階でできる運動系の習い事の選択肢は少ないかもしれませんが、お部屋で静かに過ごすよりも運動が好きな子や、体力をつけ免疫力を高めたいご家庭には最適な習い事でしょう。

定番はスイミングや体操。東急スイミングスクールでは6カ月から入会できるベビーコースがあり、保護者とともにリラックスして参加することができます。親子のコミュニケーションにもつながるでしょう。

そのほか、ベビービクスやベビーヨガなども人気。お母さんとのスキンシップを通じて愛情と信頼関係が高まり、知的発達や情緒性の発達にも効果があるといわれています。 

1歳の男の子・女の子に習い事をさせる際の心がけ

好奇心旺盛で積極的に新しい世界に踏み出していく月齢とはいえ、これまで記してきた通り、それは安心する保護者との関係がベースにあるからこそ。1歳で習い事を始める場合はまず、親子で参加できるかどうかを確認することが大切です。また、コロナ禍では通信教育を一つの候補として考慮してみてもいいでしょう。

親の付き添いができるかを確認する

これまで紹介してきた教室のように、一般的な1歳児の習い事では基本的に保護者同伴での参加が求められるでしょう。歩けるようになり、自ら世界を探索し始める1歳ごろは母親から離れることによって不安を感じ、駄々をこねたり、後追いしたりする子が多くなります。分離不安は正常な発達段階の一つ。特に10カ月~1歳半ごろに最も強くなると言われているため、決して悩む必要はありません。

習い事に通うのであれば、スキンシップやコミュニケーションのための良い機会として親子で楽しみましょう。また同じ年齢の子を持つ親同士で悩みを共有し、情報交換できることは心強いもの。教室によっては育児相談やアドバイスを行う時間を確保してくれているところもあるため、親にとっても理想的な教室を探してみてください。

通信教育も視野に入れる

現在のコロナ禍では外出することへの不安があったり、お昼寝や食事のタイミングを逃さないようにしながらレッスンのスケジュールを立てることの難しさもあったりします。そんな時、より手軽にチャレンジできるのは通信教育です。

2015年のベネッセ教育総合研究所の調査においても、低年齢における習い事のうち通信教育は上位にランクイン。比較的対面型のスクールよりも低料金で受講可能で、教材はCDやDVD、絵本など多岐にわたり、その時々の脳や身体の発達に合った教材を受け取ることができます。

また、保護者向けのコンテンツも充実しており、育児情報誌が付属していたり、スタッフに育児相談に乗ってもらえるシステムがあったりと、親にとってもためになる内容が揃っています。

1歳から習い事を始めさせても続かない…! 失敗の理由は?

さまざまな資料を取り寄せ、体験レッスンに参加し、十分に検討したうえでいざ習い事を始めたとしても、予想外の悩みにぶつかることもあるでしょう。子どもと講師との相性の不一致や、通学の際の不便さなどももちろん考えられますが、そのほかにどのような問題が生じる可能性があるのか、先輩ママの声を参考に検討するのも一つの手です。

想像以上に出費が大きい

よくあるケースとして考えられるのが、入会当初に想定していたよりも出費が大きいということ。入会費、月謝、教材費などの基本料金以外にも、イベント開催の度に参加費を払わなければならず、出費がかさむことがあります。

たとえば英会話教室などでは、ハロウィーンやイースター、クリスマスなどの企画も多く、参加の意思はあっても金額がネックになる家庭もあります。

早期教育ブームの中で幼児期から高額な学費がかかり、本来必要な生活費や将来のための教育費が不足するパターンも報告されています。

習い事を始める適性時期や内容は子どもによって異なるもの。子どもが本気で習い事を楽しんでいるのであれば、他に家計で見直せる部分がないかを考えてみましょう。一方で子どもがストレスを感じていたり、楽しんでいなかったりする場合は、無理に続けることなく、やめる勇気を持つことも一つの選択肢かもしれません。

送迎や付き添いの負担が大きい

もう一つ、習い事を続ける際に壁となるのが送迎や付き添いの問題でしょう。これまで紹介してきたとおり、1歳の習い事は保護者同伴のものが多いですが、そうなると毎週決まった時間に親子で仕度を済ませ、教室に向かう準備を整える慌ただしさもあります。

1歳ではベビーカーでの移動が主となるため、電車やバスの乗り換え、雨天時の移動が負担とならないかもチェックが必要です。また、共働き世帯では平日昼間のレッスン参加は難しいため、日によって祖父母、もしくは同じ教室に通わせている子の保護者に付き添いを頼むなど、工夫が必要です。

徐々に親離れが進んで子どもだけで参加することが可能となった場合は、送迎をお任せできるシッター会社やファミリーサポートに頼ることも検討してみましょう。

まとめ

1歳児が習い事を始める場合の心がけや、おすすめの教室、そして想定しておくべき失敗パターンなどについて紹介しました。1歳はまだまだ赤ちゃんとはいえ、指先が器用になったり、歩けるようになって行動範囲が広がったり、言葉の理解も進んだりと、大きな成長を見せる時期です。好奇心旺盛なこの時期にさまざまな刺激を与えれば、新たな興味関心が広がっていくでしょう。

子どもにとってストレスがないことはもちろん、親にとっても子どもとの絆が生まれ、他の保護者とのコミュニケーションの場ができるような、ご家庭にぴったりの習い事を探してみてください。

みらのび掲載の1歳の子ども向け習い事教室一覧

みらのび編集部
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