プログラミングとは何?初心者は何から勉強を始めたら良いの?学習の前知識まとめ
公立小学校の授業で必修化された「プログラミング」。この記事では、どんなことができるのか、初心者は何から学ぶと良いのか、また、どんな方法で学べるのかなどをまとめました。
目次
- スマホもゲームも「プログラミング」で動いている
- プログラミングとは何か
- プログラミングができるようになるとどんなメリットがある?
- 代表的なプログラミング言語の例
- プログラミングを生かした仕事(職種)の例
- プログラミングは「稼げる仕事」なのか
- プログラミング初心者におすすめの勉強法
- 初心者におすすめのプログラミング教室
- まとめ
スマートフォンもゲームも「プログラミング」で動いている
電子レンジや炊飯器などの電化製品から、スマートフォン、ゲーム端末、パソコンなどなど、私たちの身の回りにある精密機械の多くはプログラミングによって指示を与えることで動いています。
炊飯器やエアコンのタイマー設定、ゲーム端末でのソフトの読み込み、パソコンのキーボード操作など、機械が行う様々な動作はあらかじめ指示されており、そのとおりに作動しています。
技術の進歩によってプログラミングの影響が及ぶ範囲は広まり、より複雑化されたプログラムが使われています。そのプログラムが間違えていると、機械を正常に作動させることができません。
プログラミングとは何か
「プログラミング」と聞いても、どんなことができるものなのかは分かりにくいかもしれません。そこで、①「プログラム」②「プログラミング」③「プログラミング言語」という用語について、簡潔に説明します。
①「プログラム」とは指示の内容であり、コンピュータへの指示を記号化したもの
「プログラム」には「計画」や「予定」といった意味があります。プログラミングをするにあたっては、「コンピュータに実行してほしい一連の作業を、コンピュータが理解できる言葉で順番に書き出したもの」を指します。
つまり、コンピュータが行う作業の順番を示す指示書や手順書です。料理で例えるところの、手順を記した「レシピ」のようなものでもあります。
一つひとつの作業が順番に書き出されており、コンピュータはその順番どおりに処理を行います。
②「プログラミング」とはコンピュータへの指示を書き出すこと
「プログラミング」とは、「コンピュータにさせたい処理を順番に書き出す作業」を指します。「プログラムを作成すること」と言い換えることもできます。
人間の言葉をそのままコンピュータに伝えても、作業をさせることはできません。コンピュータが理解できるのは数字の「0」と「1」の羅列だけです。
しかし、この機械語を人間が理解するのは困難を極めます。そこで、人間でも機械でも理解できる言語が開発され、その言語でプログラムを作成する作業を「プログラミング」と呼んでいます。
③「プログラミング言語」とはコンピュータが読み取れる言葉
プログラミング言語には「Java(ジャバ)」や「C(シー)」、あるいは「Python(パイソン)」や「JavaScript(ジャバスクリプト)」、さらには「Ruby(ルビー)」など様々な種類があります。どのようなコンピュータを使うのか、どんな作業をさせるのかによって使用するプログラミング言語は異なります。
コンピュータに作業してほしい内容を、やってほしい順番どおりにプログラミング言語で書き出し、伝えることで、コンピュータは命令どおりに作動してくれます。
一方で、書き出した内容が少しでも間違えているとコンピュータは正常に作動してくれません。一言一句、正確に書き出す能力が求められます。
プログラミングができるようになるとどんなメリットがある?
プログラミングの技術には論理的思考力が必要です。物事を順序立てて考えらえるようになることは学ぶメリットと言えるでしょう。
現在さまざまな分野で活用されているため、プログラミングを学ぶことで自分のアイディアを自力で形にできるようになるほか、将来進む道の選択肢を広げることにも繋がるでしょう。
①論理的思考力が身につく
プログラムの作成は、コンピュータが正確に作動するための作業内容を、無駄なく順番どおりに組み立てなければなりません。
こうした作業を積み重ねることで、物事を順序立てて論理的に考える能力が身につくといわれています。これを「論理的思考」、または「ロジカルシンキング」と呼びます。この能力が備われば、仕事や日々の生活における様々な課題に対して論理的に考え、解決の道筋を立てられるようになります。
文部科学省は2020年から小学校教育においてプログラミング教育を必修化させましたが、その目的を「論理的思考力を身につけるため」としています。プログラミングによって養われる論理的思考力はますます重要視されています。
②いろいろなアイディアを形にできる
パソコンやスマートフォンを使っているときに「こんな機能があればいいのに」「こんなアプリがあれば便利だろうな」と思うことは誰にでもあるでしょう。プログラミングができるようになれば、その考えを形にできるようになります。
ウェブアプリやスマホアプリの開発もプログラミング言語で行うものです。つまり、プログラミングができれば、それらを自分で作れるようになります。
また、オンライン上で行える様々なサービスを自ら生み出し、運営し、そこから利益を得ることもできるようになります。
プログラミングは、パソコンがあればいつどこでもアイディアを形にできるメリットがあります。
③将来の選択肢が広がり、就職でアピールできる
経済産業省がみずほ情報総研株式会社に委託して実施した「IT人材供給に関する調査」(2019年3月)によると、IT人材は2018年の時点で22万人も不足しており、2030年にはその数値が最低でも約16万人、最大では約79万人にも達すると想定されています。
つまり、日本ではIT関係の人材が不足しており、この分野におけるスキルや知識がある人材(プログラマーやシステムエンジニアなど)を多くの企業が求めている状況です。
こうした技術職には、専門性が高いゆえ高額報酬が提示されることも少なくありません。プログラミングを学んだ経験は、就職においてアピールできる有利なポイントであることは間違いないでしょう。
代表的なプログラミング言語の例
「プログラミング言語」は種類がたくさんあります。子どもでも直感的に扱える「Scratch(スクラッチ)」から、ウェブページを動かすための「JavaScript」、シンプルに扱える「Ruby」や「Swift(スウィフト)」など、用途によって扱うプログラミング言語は変わってきます。「なでしこ」のように日本語をベースにしたプログラミング言語もあります。
①Scratch(読み:スクラッチ)
「Scratch(スクラッチ)」は、2002年にアメリカのマサチューセッツ工科大学のメディアラボが開発したビジュアルプログラミング言語です。従来は8歳から16歳の子ども向けにつくられたものですが、子どもから大人まで、幅広い年齢層が楽しめます。
画面上でブロックを組み合わせるという直感的な操作でプログラムを組み、オリジナルのゲームやアニメーションを作れる点が特徴で、インターネットを使える環境下であれば、公式サイトにアクセスして使用したり、公式サイトからアプリをダウンロードして使ったりできます。
アメリカやでは学校の授業で採用されている例があります。小学校でのプログラミング教育が必修化された日本でも私立小学校で使用するケースが増えており、利用範囲がさらに広がっていくことが予想されています。
>>関連記事:Scratch(スクラッチ)の基本的な使い方や、プログラミング例・サンプルを紹介
②JavaScript(読み:ジャバスクリプト)
ブラウザでウェブページを動かすために使われるのが「JavaScript(ジャバスクリプト)」です。
ウェブサイトを閲覧していて、ポップアップメニューを表示させたり、画像を拡大表示させたり、地図を出現させて自由に動かしたりといった作業は誰でもしたことがあると思います。こうしたブラウザにおけるダイナミックな動きを可能にしているのがJavaScriptです。
ウェブアプリやスマホアプリ、ゲームの開発にもJavaScriptが使われています。多くのウェブサイトで使用されているため、今後も需要のあるプログラミング言語と言えるでしょう。
③Ruby(読み:ルビー)
「Ruby(ルビー)」は、日本人ソフトウェア技術者であるまつもとゆきひろ氏が開発した無料で使えるプログラミング言語です。
コンピュータの作業内容を表す「ソースコード」が非常にシンプルで、直感的に書きやすく、また読みやすくなっているため、プログラミング初心者や経験の浅い人でも取り組みやすいのが特徴です。
また、Rubyを使ったフレームワークの一つである「Ruby on Rails」は、簡単なソースコードでウェブアプリの開発ができるように設定されているため、ウェブアプリやSNSなどを設計することができます。
④Swift(読み:スウィフト)
Swift(スウィフト)はApple社が開発し、2014年に発表したプログラミング言語です。Apple社はMacやiPhone、iPad、Apple Watchなど様々なデバイスを展開していますが、iOSやmacOSなどで使えるアプリケーションを開発するために使われるのがこの「Swift」です。
「Ruby」と同様、ソースコードが非常に読みやすく、書きやすいため、初心者や他のプログラミング言語を使用している人でも取り組みやすくなっています。
また、Apple製品のアプリだけでなく、ウェブアプリやウェブサーバーも作ることができるため、ウェブサーバーとの通信が必要なアプリを作成する際の効率化が図られるようになりました。
【番外編】なでしこ
プログラミング言語は本来、英語や数字、記号を使います。そのため英語の知識も必要になり、初めて取り組む方にとっては理解がしづらく、ハードルの高さを感じてしまうでしょう。
「なでしこ」は日本語をベースとしたプログラミング言語です。日本語でプログラミングができるため、公式サイトで「『誰でも簡単プログラマー』が目標」と明記してあるとおり、誰でも簡単にプログラミングに取り組むことができます。
中学校や高校、大学、専門学校の授業を始め、部活や研究など、教育分野の様々な環境で活用されています。また、2021年度には中学校の技術の教科書にも採用されました。
>>関連記事:日本語プログラミング言語「ドリトル」「なでしこ」とは?サンプルコードや活用例
プログラミングを生かした仕事(職種)の例
プログラミングの技術や能力を生かせる仕事としては、プログラマーやシステムエンジニア、ウェブデザイナーなど多岐にわたります。また、ビッグデータやAI(人工知能)という新しい要素が生まれたことに伴い、これらを扱うプロフェッショナルであるデータサイエンティストという新たな職種も生まれています。
①プログラマー
プログラム言語を用いてコンピュータを動かすためのプログラムを組み、システムやソフトウェアを制作するのが「プログラマー」です。
後述するシステムエンジニアがシステムやソフトウェア全体を設計し、プログラマーはそれに基づいてプログラムを作っていきます。また、制作の過程で不備が見つかった場合はそれを修正し、正常に作動するようにします。
プログラマーになるにはプログラミング言語の習得が不可欠です。複数のプログラミング言語を覚えればそれだけ仕事の幅が広がりますし、熟練のプログラマーになれば、よりシンプルで修正しやすいプログラムを組むことができるでしょう。
②システムエンジニア
システムの設計図を作成するのが「システムエンジニア」で、「SE(エスイー)」と略されることもあります。
どのようなシステムを作り、どんなことをしたいかという要望を顧客から聞き、開発費用や期間を算出しながら、開発を実現させるためのプランを練っていきます。その上でシステムの設定を作り、プログラマーに作業の割り振りを行います。
近年のシステムは規模が非常に大きいため、複数のプログラマーが作業を分担することも少なくありません。そんなプログラマーたちの作業を管理するのもシステムエンジニアの仕事ですし、プログラムが完成した際に設計どおり作用するかのテストも行います。
③データサイエンティスト
IT化が進み、インターネット上でやりとりされるデータの量が大幅に増加されるのに伴い、それまでのデータ管理システムでは対応が難しい「ビッグデータ」という言葉が一般的になってきました。「データサイエンティスト」は、このビッグデータを扱うデータ処理のプロフェッショナルです。
ビッグデータの中から必要な情報を抜き出し、分析して、経営戦略の立案やサービスの改善に向けた提案を行う役割を担います。
また、AIの発達を支える「ディープラーニング」の精度を高めるにはビッグデータが不可欠であり、その点においてもデータサイエンティスト需要は急拡大しています。
④ウェブデザイナー
ウェブサイトのデザインを行うのが「ウェブデザイナー」の仕事です。顧客からの依頼を受け、要望に従ってウェブサイトの制作を行います。
見た目のデザインや配色、画像やイラストの配置を考えるのはもちろん、HTMLやCSSでサイトの見た目を形成し、JavaScriptなどのプログラミング言語を使ってサイト内での文字や画像などの動きを設定していきます。
プログラミングの知識に加え、閲覧者の興味関心を引くページをつくるためのデザインセンスやクリエイティビティーも求められます。
⑤ゲーム開発者
「ゲーム開発者」は「ゲームクリエイター」とも言い、コンピュータゲームのソフトやゲームアプリなどの制作に携わる職種全般を指します。
開発にかかる予算や人員、制作期間などを管理するゲームプロデューサーや制作スタッフのまとめ役であるゲームディレクター、実際のゲームの企画立案をするゲームプランナー、キャラクターや背景などをデザインするゲームデザイナー、ゲームを動かすためのプログラムを組むゲームプログラマーなど、様々な技術を持ったスペシャリストたちが協力してゲームを作り上げていきます。
プログラミングの能力が生かせるのはゲームプログラマーで、企画段階から制作に携わり、実際にプログラムの開発を行い、不具合やバグを修正する「デバッグ」と呼ばれる作業までを行い、ゲームを完成へと導きます。
プログラミングは「稼げる仕事」なのか
プログラミングの技術を習得した人材が広く求められ、様々な職種が存在することはわかりましたが、ではプログラマーやエンジニアといったIT人材はどのぐらいの年収を稼げるのでしょうか。また、IT業界は将来的にどのような変化を迎え、その中でIT人材の立場はどのように変わっていくのでしょうか。
プログラマーやエンジニアの平均年収
求人情報・転職サイトの「doda」が正社員として働く約40万人を対象に調査し、2020年12月に発表した「平均年収ランキング2020」によると、各職種全体における平均年収は「409万円」となっています。
そのなかで、プログラミング能力を生かした仕事である「ITエンジニア」の平均収入は「452万円」と、全体の平均年収を上回っています。さらに細分化して見ると、データサイエンティストは「516万円」、SEやプログラマーは「417万円」と、こちらも平均以上。また、20代、30代、40代、50代と年齢が上がっていくにしたがって、平均年収の額も上昇しています。
プログラミングのスキルや経験値が高まるにつれてできることの幅が広がり、その能力に応じて給与の額も増えていくと考えられます。
IT業界の将来性
子どもたちがスマートフォンを所有し、学校教育でタブレットやパソコンが導入され、小学校でのプログラミング教育が必修化されるなど、ITは我々の生活に不可欠なものになっています。
また、今後はAIの進化によってコンピュータが人間の代わりに仕事を行う分野も増えると予想されており、あらゆるモノがインターネットにつながる「IoT」も発達しています。こうした分野に精通した人材の重要度は今後さらに高まる可能性が高く、前述した「IT人材供給に関する調査」でも示したとおり、IT人材は2030年には最大で約79万人が不足すると想定されています。
プログラミングに代表されるIT関連の知識や技術を習得しておけば、様々な分野から求められる人材になれるとも考えられます。
プログラミング初心者におすすめの勉強法
初心者がプログラミングを学ぶにはいくつかの方法があります。今はオンラインのプログラミング学習サイトで独学するほか、書籍を読み込み、実践を重ねながら学ぶ方法もあります。自分の力で学ぶのが難しい場合は、対面やオンラインで学べるプログラミング教室に通う選択肢もあります。
①プログラミング学習サイトで学ぶ
オンラインでプログラミングを学べるプログラミング学習サイトは数多くあります。そのなかから「ドットインストール」と「プロゲート」を紹介します。
「ドットインストール」は3分程度の動画を見ながらコーディングなどのトレーニングを行うサイトで、JavaScriptやRubyなど、様々なプログラミング言語を学ぶことができます。無料で使うこともできますが、月額1080円のプレミアム会員になれば視聴できる動画の数が増え、質問機能なども活用できるようになります。
「プロゲート」は世界100カ国以上に提供され、230万人以上のユーザーが登録している初心者向けのプログラミング学習サイトです。イラスト中心のスライド学習で学びやすい点が特徴で、無料プランなら基礎レベルのレッスンを、月額1078円のプラスプランなら応用や実践まですべてのレッスンを受けることができます。
②書籍で学ぶ
プログラミング関連の書籍も多数、出版されています。JavaScriptやRuby、Pythonなど、それぞれのプログラミング言語に特化して学べる本もありますが、まずは「プログラミングとは何か」という基本的な部分から学ぶのが良いでしょう。
『ちゃんと使える力を身につける ウェブとプログラミングのきほんのきほん』(マイナビ)は、インターネットやウェブページの仕組みから、様々なプログラミング言語に共通する基本部分などを学習できます。
『おうちで学べるプログラミングのきほん』(翔泳社)は、プログラムが動く仕組みを自宅のパソコンで確認しながらの学習に向いています。各プログラミング言語の違いなども解説されています。
まずはこうした書籍でプログラミングの基礎を学び、自分がやりたいことに応じて各プログラミング言語の入門書へと進んでいくのが良いでしょう。
③スクールで学ぶ
独学でプログラミングを習得するのが難しかったり、より確実に、しっかりと学びたかったりする場合は、実際に講師の方からプログラミングを学べるプログラミングスクールで学ぶことをおすすめします。
対面式の授業に加え、オンライン形式で学べるスクールもありますし、プログラミングやウェブデザインなどやりたいこと、JavaScriptやPythonなどプログラミング言語ごとのコースを設けているスクールもあります。
また、子どもにプログラミングを学ばせたいけれど、親にその知識や技術がなく、家庭内で学ぶには限界がある、という場合には、子ども向けのプログラミングスクールに通わせるという選択肢もあります。
初心者におすすめのプログラミング教室
子どもや初心者でも通えるプログラミング教室は全国各地にあります。近年はオンライン教室を開講しているところもあるため、近隣に教室がなかった人や自分で通うのが難しい小学生なども気軽にプログラミングを学べるようになりました。様々な選択肢のなかから自分に適した学び方を選べるようになりつつあります。
①富士通オープンカレッジ F@IT Kids Club オンライン校
富士通オープンカレッジ F@IT Kids Club(ファイトキッズクラブ)は、IT大手である富士通のグループ会社が運営しています。全国で約40の教室を展開する一方、2020年からはオンライン校もスタートさせました。
パソコンを使い、「Scratch」でプログラミングを基礎から学んでいきます。「エレメンタリー」「ビギナー」「エキスパート」と3つのコースに分かれていて、初心者でも安心ですし、レベルに合った内容を学ぶことができます。
また、プログラミング言語「Python」を使ってアプリケーションをつくる「テキストプログラミング Python(パイソン)コース」も開催しています。
・富士通オープンカレッジ F@IT Kids Club オンライン校
URL:https://miranobi.asahi.com/school/4714
対象:小学生~高校生
コース&料金:自学自習型クラス|1万2650円/月2回
※詳しくは教室にお問い合わせください
②LITALICOワンダーオンライン
東京や神奈川、埼玉で約20の教室を展開するLITALICOワンダー。2020年からはオンライン受講もスタートさせ、教室が遠くて通えない方や自宅で学習したい方でもプログラミングを学べるようになりました。
オンライン教室では「Scratch」や「Viscuit」などを使ってゲームづくりを行う「ゲーム&アプリプログラミングコース」や、「レゴ®WeDo2.0」のロボットを組み立てて動かす「ロボットクリエイトコース」、さらにはスマートフォン向け3Dゲームやウェブ制作を行う「ゲーム&アプリエキスパートコース」を受講することができます。
「ゲーム&アプリプログラミングコース」と「ロボットクリエイトコース」は年長から、「ゲーム&アプリエキスパートコース」は小学3年生から学ぶことができます。
・LITALICOワンダーオンライン
URL:https://miranobi.asahi.com/school/38
対象:年長~高校生
コース&料金:ゲーム&アプリ プログラミングコース|1万9800円/月4回、3万5200円/月8回、ゲーム&アプリ エキスパートコース|2万4400円/月4回、4万4000円/月8回、ロボットクリエイトコース|1万9800円/月4回、3万5200円/月8回 など
※詳しくは教室にお問い合わせください
③プログラミングキッズONLINE
2017年に開校したプログラミングキッズはナンバーワンソリューションズというIT企業が経営する子ども向けのプログラミング教室で、現在はオンライン教室も実施しています。
オンラインの授業は1クラスの定員が6名で、リアルタイムの双方向形式で行われます。講師は現役のプログラマーやSEなどの専門家が担当しています。
「Scratch」などを使ってプログラミングの基礎を学ぶ「ベーシックコース」、さらに応用までを学び、タイピング学習やイノベーション教育も行う「アドバンスコース」、自ら考えて作品を作り出す「実践コース」を受講することができます。また、実践コースを修了したあとは、よりハイレベルなプログラミングを学ぶこともできます。
・プログラミングキッズ
URL:「プログラミングキッズ」教室一覧
対象:小学生
コース&料金:ベーシックコース|1万1000円/月、アドバンスコース|1万1000円/月、実践コース|1万1000円/月
※詳しくは教室にお問い合わせください
まとめ
公立小学校でプログラミング教育が必修化されますます重要視されるようになるなか、将来的にはIT人材の不足が懸念されています。プログラミングの知識や技術を習得することが、将来の選択肢を広げることに繋がると言えるでしょう。
プログラミングを学ぶにはオンラインの学習サイトや書籍、プログラミング教室などの方法があります。子ども向けのプログラミング教室もあり、オンラインで受講できるところもあります。子どもがプログラミングに興味を示したら、ぜひ教室の無料体験に申し込んで実際に体験してみましょう。

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