2021.12.24
習い事Q&A みらのび編集部

子どもに「なぜ勉強をする必要があるのか」と聞かれたときの答え方5選

「なぜ勉強しないといけないの?」という問い。子どもに聞かれたら親はどう答えるのがいいのでしょうか。ここでは、子どもに「なぜ勉強をする必要があるのか」と聞かれたときの答え方5選を紹介します。

目次

  1. 子どもに「なぜ勉強をするのか」と聞かれたらまず考えるべきこと
  2. 子どもに「なぜ勉強をする必要があるのか」と聞かれたときの答え方5選
  3. 子どもに学習習慣を付けさせたい親におすすめの習い事
  4. まとめ

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子どもに「なぜ勉強をするのか」と聞かれたらまず考えるべきこと

子どもから「なんで勉強しないといけないの?」と疑問を投げかけられたら、返答に窮してしまうかもしれません。どう答えるかの前に、子どもが勉強についてどう捉えているかを把握しておくことが大切でしょう。

ここでは、子どもに勉強する理由を聞かれたらまず考えるべきことをまとめました。

①子どもは「勉強が好き」なのか「嫌い」なのか

なぜそんな質問が出るのか、その背景を考えることも大切です。

子ども自身、勉強は好きでも、受験など何らかの理由で悩んで煮詰まっている可能性もあります。親にただ話を聞いてもらいたかった、共感してもらいたかった、そんな理由で「なぜ勉強をするのか」と聞いてくることもあるでしょう。

一方で、勉強をする意味が本当に分からなかったり、勉強の重要性は理解していても、どう取り組んだらいいのか正しい努力の方向性が分からず、勉強が嫌いになって親に聞いてくることもあります。

大きく分けて、子どもは勉強好きか、勉強嫌いなのか、このどちらの傾向に当てはまるのかを見極めてみましょう。

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②「好きな教科は積極的に学ぶ」か「どの教科も嫌い」か

好き嫌いがはっきりしているのか、それとも勉強そのものが好きになれないのか、で考えるべきことも変わってくるでしょう。好きな教科があれば、関連性のある内容から学びの面白さを見出すのもよいかもしれません。教科に関わらず勉強そのものに興味が持てない場合は、なぜ勉強が苦手なのか、その原因を探る必要があるかもしれません。

③どのような言い回しで接することが一番効果的か

子どもは教育を受ける権利があり、保護者は子どもに小学校から中学校までの9年の普通教育を受けさせる義務があります。教育方針の一環である程度、勉強を強要する方が効果的な子どももいるでしょう。一方で、強制的に「勉強をしなさい」と言えば言うほど勉強をしなくなってしまう子どももいます。

東洋経済オンラインのコラム「勉強しない子には『予想を裏切る』で対処せよ」で、教育デザインラボ代表理事、教育評論家・石田勝紀さんは、予定調和を崩し、子どもの予想を裏切ることが、子どもの行動に変化が生むと話します。具体的には、「勉強しなさい」と言うのをやめるなどです。

言っても、子どもは「また言われた」と思うだけなので「また言うだろう」と予想されている言葉は、言わないようにすることで、子どもの中にある種の心境の変化が生まれ、「なぜ、いつも勉強しろと言ってきたのに、言わないのだろう」と自ら考え出すのだとか。

子どもの自主性に任せることで、だんだんと自分なりに勉強の意味を掴んでいく子どももいるでしょう。どのような向き合い方が一番効果的なのかは、子どものタイプなどによって異なります。具体的な返答例については、次の章を参考にしてみてください。

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子どもに「なぜ勉強をする必要があるのか」と聞かれたときの答え方5選

子どものタイプや状態別に「なぜ勉強をする必要があるのか」と聞かれたときの答え方を5つ紹介します。聞かれた時のために返答を用意しておくとよいでしょう。

①「勉強は好きだが煮詰まっている」子どもへの答え方

PRESIDENT Onlineのコラム「なぜ勉強が必要?」子供への模範回答3」で紹介された、作家の鳥居りんこさんのエピソードを紹介します。

鳥居さんが、聖園女学院中学・高校(神奈川県藤沢市)の校長のミカエル・カルマノ神父と面会した際、「人はなぜ勉強しなければならないのでしょう?」と問いかけてみたところ、神父は次のように答えたそうです。

「勉強は自分の窓を開けるということです。学ぶことで、今まで見ていたものとはまた違う何かを見ることになります。視界を広げるために学ぶのです」つづけて神父は、「真実を見るためには、そのものが何かを追究しないといけません」と語っています。

子どもに「自分はどう思う?」と問いかけてみるのもよいといわれています。「お父さん(お母さん)はこう思うけど、自分はどう思う?」と、「対等な関係」で議論をしたほうが納得感を得やすいのだとか。

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②「勉強は好きだが教科の選り好みが強い」子どもへの答え方

人気のYouTubeチャンネル「東進TV」で、東進講師の渡辺勝彦先生は、「『好き/嫌い』っていうのは実はかなりいい加減。結局はな、情報量の多い・少ないで決まってくるんだなぁ」と語っています。

渡辺先生は「英語嫌い」だったそうです。が、情報量が増えて成績が伸びていく中で、大学で英語を専攻することを決め、結果英語の教師になったといいます。

入試は総合得点で合否が決まることがほとんどで、不得意科目をなくすことが総合点のアップにつながります。子どもが将来なりたい職業がある場合は、その仕事について一緒に調べることで、今学んでいる教科が将来にどう関係していくのかを理解すると、勉強への納得感が高まるかもしれません。

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③「勉強は嫌いだが成績を上げたい」子どもへの答え方

PRESIDENT WOMANで公開されている米国公認会計士・午堂登紀雄さんのコラム「子どもに『なぜ勉強しないといけないの』と聞かれたら、お金持ちの親はどう答えるか」によると、勉強する目的のひとつに「自由を獲得する」ことが挙げられています。

仕事の成果は学歴に関係ありませんが、学歴がなければ職業の選択肢は狭まります。勉強することは個人を強化し、仕事を選ぶ、生き方を選ぶという、自由を手にする力を与えてくれるという考え方です。

教師や親から勉強を強制されると反発したい気持ちになるものですが、子どもが受験や職業選択など、勉強する必要性を見出せると、子どもも納得感を得やすくなるかもしれません。親や教師に叱られたくないから勉強をするといった「外発的動機づけ」よりも、本人の内側から湧き上がる「内発的動機づけ」を育んでいくことが重要といえるでしょう。

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④「勉強が嫌いで成績を上げたいと思っていない」子どもへの答え方

勉強が面倒くさくて、やる気が起こらないタイプの子どもには、漫画の「ドラゴン桜」桜木先生のセリフ「馬車馬になりたくなければ、勉強しろ!」のような刺激の強い言葉に触れさせるのも手。

学習メディア「Study-Z」の記事「ドラゴン桜・桜木伝説のスピーチ『馬車馬になりたくなければ、東大に行け!』を漫画で解説!」では、漫画「ドラゴン桜2」3話で、主人公の桜木建二がなぜ勉強をするのかを生徒に説くシーンが公開されています。そこでは、自分が行使できる権利を知り、主張するためには勉強するしかない、自分で環境を変え、自分の身を守り、自分の力で生きるために勉強が必要だ、と論理的で力強い説明がされています。

漫画の詳しい解説もあるため、刺激的な言葉に触れ、勉強を自分ごとにするきっかけになるかもしれません。

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⑤「ただ悩みを聞いてほしい」子どもへの答え方

この場合は、じっくり悩みを聞いて寄り添ってあげることが大切でしょう。

東洋経済オンラインのコラム『「話を聞けぬ親」が子どもの問題行動の元凶だ』で紹介された、教育評論家の親野智可等さんの話によれば、初めに共感がしないまま、いきなり励ましたり、アドバイスをしたりしてしまうと、相手は「この人は私の話を聞いてくれない。私がどんなに大変かわかってもらえない。そんなに簡単な話じゃないんだよ」と感じ、心を閉ざしてしまうのだとか。

アドバイスや指導はたっぷり共感してから。まずは「大変だね」「疲れるね」「苦しいね」などの言葉を投げかけることが大切だといわれています。自分の大変さを親にわかってもらえた子どもは気持ちが軽くなるといわれています。

共感だけを忘れずに、子どもが勉強を続けたいようであれば続けさせて、休みたがるときにはそのとおり休ませるスタンスで接することで、自己解決できるようになるのを待つことも大切です。

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子どもに学習習慣を付けさせたい親におすすめの習い事

「子どもが勉強しない」という悩みを持つ親は少なくありません。ここでは、学習習慣を身につけたいときにおすすめの習い事を3つ紹介します。

①ピグマキッズセレクト ウィズダムアカデミー

「ピグマキッズセレクト ウィズダムアカデミー」は、習い事と送迎付き添いサービス付きの民間学童「ウィズダムアカデミー」が運営する、小学1年~4年生対象の自主学習の習慣をつける教室です。

中学受験で圧倒的な合格実績を誇る大手学習塾「サピックス(SAPIX)」が開発した教材を使用し、専門の教育を受けた「専門指導員」が子どもに寄り添いながら、思考力、表現力、記述力を育てていきます。

ただ間違いを正すのではなく、正解に至るまでの考え方のヒントや別の解答なども丁寧に指導。小学校の授業と比べてハイレベルとなる中学受験への助走として、低学年の早い段階から「勉強は楽しい」という感覚を持ってもらうのがピグマキッズの目的のひとつです。 

子どもたちのやる気がアップする、クロスワードパズルやことわざカルタなど「遊び」の要素をほどよく取り入れてクラスを活性化。難しい内容でもイラスト入りでわかりやすく説明し、勉強を楽しくしてくれます。

算数の図形問題や論理問題、国語の表現力・記述力といった問題も多く解き、小学校低学年からさまざまな文章に触れ、読解力を身につけることも可能です。

・ピグマキッズセレクト ウィズダムアカデミー
URL:「ピグマキッズセレクト ウィズダムアカデミー」の教室ページ一覧
対象:小1~4年生
コース&料金:レギュラー会員 9900円/月 レッスン会員 1万1000円/月
※詳しくは教室にお問い合わせください

②チャイルド・アイズ

「チャイルド・アイズ」 は、「やる気スイッチグループ」が運営する知能育成(知育)と受験対策に特化した幼児教室です。

知能教育学と幼児心理学をベースに、関東地方を中心に全国で135教室を展開。対象年齢は、1歳半から小学6年生までです。子どもの持つ個性を尊重し、子ども一人ひとりに合わせた指導で思考力を育むレッスンを行なっています。

使用する教材は、知能研究所との共同開発で約100種類。子どもにとっては教材というより、頭を使うおもちゃの感覚で、先生と楽しく遊んでいるうちに知能や感性を伸ばすことができるのだとか。

憶えたり考えたりするための材料となる、図形・記号・概念といった「知能領域」と、知能の働きとなる記憶と思考の「知能活動」を組み合わせて「24の知能因子」と定義し、それぞれの領域をバランスよく刺激していきます。

教室の子どもたちは「考えることが大好き」なのだそう。「なんでだろう」を繰り返すことで筋道を立てて考える力も身につきます。学ぶことが楽しくなり、意欲を持って学習できるようになるでしょう。授業形態は個別レッスンとグループレッスンのほか、オンラインレッスンも開かれています。

・チャイルド・アイズ
URL:「チャイルド・アイズ」教室一覧
対象:1.5歳~小学生
コース&料金:知能育成コース(1.5~6歳)、幼稚園受験コース(1.5歳~3歳)、小学校受験コース(年中・年長)、中学校受験準備コース(小1~6年生)など|レッスン料は学齢と目的により決定
※詳しくは教室にお問い合わせください

③キッズアカデミー

「キッズアカデミー」は、「頭の良さ」を測る指標として知られる「知能指数=IQ」の向上に注力し、最優秀層といわれるIQ 140の実現を目指す教室です。対象年齢は、3~7歳。少人数の固定クラスなので、同じ年齢の子どもたちとも仲良くなれます。

脳が急速に成長する8歳くらいまでに適切な刺激を与えることが非常に重要と捉え、子どもを飽きさせない豊富な教材を使って、思考力や記憶力を高めます。知能を働かせるといわれている「概念(主に言葉)」「記号(数字や数学記号・音符など)」「図形(位置・方向・大きさで表されるもの自体の形)」の3つの領域について、遊びの要素が詰まった教材を使って楽しく学んでいきます。

ロジカル(論理的思考能力)はもちろん、記憶したものを長く保持し、異なるパターンの問題も解くことができる応用力や柔軟性も育てます。

教材は、レッスン終了後に持ち帰り、自宅で引き続き楽しめるのも魅力。知能を構成する24の知能因子をバランスよく刺激するプログラムに週替わりで取り組むことで、子どもが自ら考える力、「自分からやりたい!」という意欲も養えます。

・キッズアカデミー
URL:「キッズアカデミー」教室一覧
対象:3~7歳
コース&料金:1万5950円/月
※詳しくは教室にお問い合わせください

まとめ

ママ・パパも、子どもの頃は勉強に悩み「なんで勉強しないといけないの?」と聞いたことがもあるかもしれません。勉強する理由や答え方も重要ですが、「なぜ勉強するのか」と疑問を抱く子どものサインに気づき、励まし、気持ちに寄り添うことも大切です。

少しずつ勉強に関心が向き、自ら学びたくなるよう、習い事なども活用しながら子どものやる気を育んでみてください。

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みらのび編集部
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