2022.06.24
習い事Q&A みらのび編集部

4歳~4歳半の子どもはどれくらい言葉を話す? - 子どもの言葉/考える力の伸ばし方

興味を示すものの幅が広がり、心身ともに大きく成長する4歳。 話すのも流暢になり、おしゃべり上手な子も増えてきます。個人差が大きい時期のため、周りの同じ年齢の子と比べて不安になることもあります。 この記事では、4歳~4歳半の子どもの言葉の発達度合いや、言葉の教え方、言葉が出てくるのが遅いときの対処法について情報をまとめました。

目次

  1. 4歳~4歳半の子どもはどれくらい言葉を話す?
  2. 4歳~4歳半の子ども向けの「言葉」「考える力」の伸ばし方
  3. 4歳~4歳半の子どもの「言葉が出ない」「はっきりしない」時の対処法
  4. 4歳~4歳半の子どもにおすすめの習い事
  5. まとめ

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4歳~4歳半の子どもはどれくらい言葉を話す? 

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保育専門求人サイトの「保育パートナーズ」に掲載された、保育士の経験を持つ佐藤愛美さんの記事によれば、子どもが3~4歳頃になると、「わたしは ママがいつも行くお店の ケーキがすきです」といったように、2つ以上の述語が組み合わさった「複文」を話せるようになります。

代名詞や助詞などの文法を使い、日常的な言葉のやり取りができるようになるほか、話の合う子とグループを作って会話を楽しむなど、コミュニケーションも取れるようになってきます。

助産師・保育士の河井恵美さんが監修する「ままのて」の記事でも、4歳は幼稚園や保育園などで友だちとの関わりが増え、友だちが使っている言葉や、テレビやゲームで覚えた言葉など、いろいろなことを覚える時期とされています。

覚えた言葉を使って一生懸命話そうとし、物の大小の区別や現在・過去の使い分けができる子も出てきますが、子どもの性格や環境によって差があります。温かく見守りましょう。 

社会性が身につき、質疑応答もできるようになる

「ベネッセ教育情報サイト」に掲載された、保育士の市川由美子さん監修の記事では、4歳になると自分の気持ちを言葉や態度として表現できるようになるといわれています。また、他人の気持ちになって考えられるようになり、自分と他人とを意識し始める場面も。

親に口答えをするなど、反抗もありますが、これも子どもが成長している証です。まずはしっかりと話を聞き、ダメなものは「なぜダメなのか」をしっかりと教えてあげるといいでしょう。

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4歳~4歳半の子ども向けの「言葉」「考える力」の伸ばし方

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4歳は子どもの言葉が大きく発達する時期。この時期に親がどのように関わるかによって、言葉の発達に大きな影響を与えることができるといわれています。小児科医の梅村浄先生は「キレイライフプラス」の記事の中で 、子どもにとって親との日常の関わりが学びの機会であり、繰り返し聞くことや発音を反復することで、言葉が発達していくといいます。これから紹介する方法を試してみましょう。

日常生活の中で自然に言葉に触れさせる

言葉の発達には語彙を増やすことが大切です。「おやこのくふう」の記事の中で家庭教育アドバイザーのTERUさんは、その鍵として、「どれだけ親が言葉を伝えてあげられるか」を挙げています。

日常の中で子どもが興味のあることにどんどん情報を盛り込んで伝えれば、どんどん語彙数は増えていきます。また、「感情のミラーリング」で、子どもの気持ちをくみ取って代弁してあげることもポイントです。感情の語彙化の積み重ねで、自分で気持ちを言葉で表現できるようになっていくといいます。

新しい言葉を無理に教えたり、一度にたくさんの話しかけをし過ぎてしまうと、かえって逆効果になってしまうこともあるそうで、親子で楽しく会話をしながら、少しずつ語彙数を増やしていくのが良いといわれています。

カルタや絵本を使った「遊び」をする

京都ノートルダム女子大学心理学部の論文「絵本課題における表記知識・手続き的知識の発達」によると、4歳後半にひらがな46文字の読字数が約50%を超えると言われ、約半数の子どもは絵本の文字を読めるようになるといいます。ひらがなが読めるようになることで、子どもの世界はさらに広がることでしょう。

おすすめの遊びとしてよく紹介されるのは、カルタや絵本を使って、遊びの中で楽しくひらがなを学ぶ方法です。最初は絵ばかり見ているかもしれませんが、繰り返しふれているうちに、少しずつ文字を覚えていけます。カルタは「たくさん取りたい!」という子どもの気持ちを刺激するため積極的になりやすく、自然と読める文字を増やせる遊びです。わからない文字があれば、そのつど教えてあげると良いでしょう。 

少し難しめの物語や絵本に触れさせる

新しい言葉を覚えるためには、いろいろな言葉が出てくる絵本は最適です。しかし、簡単すぎる本ばかりでは飽きてしまう可能性もあります。本を選ぶ際は、子どもが読みやすそうなものに加え、ちょっと難しそうでも、親が手に取って「おもしろそうだ」と感じた本を一冊、入れてみるようにしましょう。

JPIC読書アドバイザーの児玉ひろ美さんは「HugKum」の記事の中 で、あらゆるジャンル、あらゆる表現の本が理解できるようになる4歳児を「読み聞かせの黄金期」としています。

想像力も豊かになるので、見たことや聞いたことのない話も、自分で想像を膨らませながら、楽しむことができるように。知りたい気持ちが旺盛で、話の途中で「なぜ?」と質問してくることもあるので、絵本を読み終えた後にきちんと答えてあげましょう。

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4歳~4歳半の子どもの「言葉が出ない」「はっきりしない」時の対処法

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「発音が悪い」「言葉を覚えるのが遅い」と感じる4歳児もいます。年齢通りに言葉が発達しているかを不安に思う親もいるかもしれません。言葉の発達は子ども一人ひとりで大きな差があるため、言葉の発達が遅くても、必ずしも何か原因があるわけではありませんが、気になる場合は下記の対処法を試してみましょう。

体を動かす遊びで脳を刺激する

絵本を読んだり、カードなどを使いながら言葉の発達を促す方法もありますが、集中力が続かずにじっと座っていられない子もいます。りょうキッズクリニック院長の梁尚弘先生監修の「マイナビ子育て」の記事では、追いかけっこ、お馬さんごっこ、いないいないばあ、手遊び歌など、親子で楽しく笑い合いながらできる体を使った楽しい遊びをおすすめしています。体を動かすと、脳と体の結びつきが強くなり、言葉の発達も促されるといわれています。

また、順天堂大学特任教授の須藤路子先生らの研究でも、双方向のコミュニケーションと幼児の主体性を重視するコーディネーション運動は、言語能力の発達と粗大運動の上達に顕著に影響を及ぼすと示されており、幼児期の運動が言語能力の発達に良い影響を与えるといえる結果が示されています。

環境を変える

高座渋谷つばさクリニック院長の武井智昭先生が監修する「kosodate LIFE」の記事では、4歳の子どもの言葉が出てくるのが遅いことの原因として、子どもの性格による差を挙げています。

大人でも「話好き」や「口下手」があるように、言葉の意味がわかっていても発しないという子どもがいます。親が焦って問い詰めたり、責める口調になると逆効果で、たくさん話すお友だちや先生と関わったり、親がたくさん話しかけたりすると良いといわれています。

家族や先生からの指示は理解していて、言葉としての反応ができないだけであれば、環境の変化でコミュニケーションに興味を持つきっかけになることも多いため、習い事教室に通うことも良い方法の一つです。

会話ができたらしっかりと褒める

子どもの中には、恥ずかしがって人の目を見ないで話す子や、うつむいてお友だちに話しかけられない子もいます。

日本福祉教育専門学校のウェブサイトにある「ことばの遅い子のトレーニングとは?」 で提案されているのは、親が子どもに対して、相手の目を見て話すように促したり、自分の言葉で話すように促したりしてあげることです。できたときには、たくさん褒めてあげましょう。子どもががんばったことを親が認めてあげると、子どもの自信につながり、チャレンジに積極的になりやすくなります。

語彙力や会話力が発達していく時期でもあるので、褒める際は大きなリアクションよりも、できたことへの具体的な言葉を意識すると良いといわれています。 

気になったらかかりつけ医に相談

日本福祉教育専門学校のウェブサイトにある「ことばの遅い子のトレーニングとは?」 では、子どもが言葉を発する条件として、下記の4つを挙げています。

・声を出すために必要な器官の動きが発達している
・言葉を聞き分ける聴力が十分に発達している
・言われたことを理解する知能が発達している
・子ども自身は話すという欲求がある

言葉の遅れの原因はさまざまで、重度の難聴、脳性麻痺など明らかな原因がある一方で、特に幼児期では特定が難しいといわれています。

宮城県のヘルスケア情報サイト「ドクターサーチみやぎ」 では、言葉の理解の目安として3歳で「大小や長短、色の理解」、4歳で「数の概念の理解」を挙げていますが、もしこれらの理解が遅いようであれば、ひとりで悩まずにかかりつけの小児科や地元の保健センター、小児神経専門医に相談してみると良いでしょう。

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4歳~4歳半の子どもにおすすめの習い事

ベネッセ総合研究所の2015年の調査 によると、習い事を1つ以上している4歳児の割合は47.9%。およそ半数の子どもが習い事をしています。心と体が大きく成長するこの時期に習い事を始めると、運動能力や発想力、思考力など、あらゆる能力が大きく伸びることが期待できるほか、前述のように環境の変化によって子どもの言葉の発達に良い影響を与える可能性も。

ここでは楽しく参加できるおすすめの習い事教室を紹介します。

キッズアカデミー

(提供画像)(提供画像)

 

「知能を育む」ことを目的に、年齢ごとにさまざまなアクティビティが用意されている知育・幼児教室「キッズアカデミー」。「知能指数=IQ」の向上に注力し、知能を構成する24の知能因子をバランスよく刺激するプログラムで、自ら考える力ややる気を身につけていきます。

3歳~7歳の子どもを対象とし、年齢1歳ごとに5つのコースを用意。4~5歳を対象としたQクラスでは、集中的思考因子が育ってくる「論理の時代」と位置づけ、正しい判断力を培う教材で論理性を養うことを目指します。また、図形や記号を使って思考力を伸ばしたり、絵カードを使って語彙力や表現力を伸ばすプログラムなども用意されています。

使用する教材は、レッスン終了後に持ち帰り、自宅で引き続き楽しむことも可能。子育て知識のアップデートを目的としたお母さん向けの講義、「マザーリング」も月1回開講しており、保護者が心強いサポートを得られるのも魅力です。

・キッズアカデミー
URL:「キッズアカデミー」一覧
所在地:北海道から沖縄まで32都道府県
対象:3歳~7歳
コース&料金:1万5950円/月、ほか
※詳しくは教室にお問い合わせください

ラボ・パーティ

(提供画像)(提供画像)

 

日本語と周波数の異なる英語を聴き取れる能力である「英語耳」を身につけるには、一般的に0~6歳のうちに英語のトレーニングを開始するのが理想的だと考えられています。その基本となるのが「ネイティブの発音を聞く」こと。

発足から50年以上の歴史をもち、全国各地に教室がある「ラボ・パーティ」は、「はらぺこあおむし」「かいじゅうたちのいるところ」など、名作絵本の英語版が教材として使われており、付属のCDにはプロのナレーターや俳優陣による英語・日本語両方での朗読、豪華なBGM入り。何度聞いても飽きず、愉快で味わい深い物語の世界にひたることができ、小さな子どもは言葉の面白い響きを聞いているうちに、自然に英語を口ずさむようになります。

週に1回の教室は「パーティ」と呼ばれ、絵本で英語に触れた後は、子どもたちで寸劇づくり。定期的に発表会も行なわれています。英語で表現する力に加え、子ども同士でいろいろなアイデアを出し合いながら一つの作品を作り上げるクリエイティブな力、チームワークが育まれるのも特徴です。

・ラボ・パーティ
URL:「ラボ・パーティ」一覧
所在地:北海道から沖縄まで全国各地
対象:0歳~小学生
コース&料金:プレイルーム会員 5830円/月、幼児会員 7700円/月、ほか
※詳しくは教室にお問い合わせください

biima sports

(提供画像)(提供画像)

 

一年を通して様々なスポーツを総合的に習える「biima sports」は、「基礎運動能力」「非認知能力」「自己肯定力」を科学的に高める21世紀型の総合キッズスポーツスクール。早稲田大学の教授陣とプログラムを共同開発し、全国に約100教室を展開しています。

3~9歳までの、まだ専門的にスポーツを始める前の子どもたちを対象に、サッカー、野球、バスケット、体操、ダンスなど、複数のスポーツを組み合わせて、最新のスポーツ科学に基づいたプログラムで運動能力を総合的に高めることができるのが特徴。親子で楽しく練習できるよう、専用のYouTubeチャンネルに動画を公開するなど、レッスン以外のサポートも充実しています。

複数の課題を2、3人のチームで話し合いながら解決する「プロジェクトラーニング型」のレッスン内容もあり、運動能力だけでなく、コミュニケーション力ややり抜く力、チャレンジ力などを養うこともできます。

・biima sports
URL:「biima sports」一覧
所在地:岩手から長崎まで22都府県
対象:3~10歳
コース&料金:年少・年中コース(9400円/月)、ほか
※詳しくは教室にお問い合わせください

まとめ

4歳~4歳半の子どもの言葉の発達度合いや、言葉の教え方、言葉が出てくるのが遅いときの対処法を紹介しました。

4歳は子どもの言葉がさらに発達し、周囲とのコミュニケーションもとれるようになってきますが、まだ気持ちを上手に言葉に出せなかったり、親に対して反抗的な言葉を言うこともあるでしょう。それらも含めて子どもの成長です。温かく見守りながら、上手にサポートしていきましょう。

環境の変化によっても言葉の発達は期待できますので、習い事教室に通うというのもおすすめの方法です。友だちとコミュニケーションを取ることに興味を持ち、積極的に会話をするきっかけになるかもしれません。みらのびでは、このほかにも、取材してまとめた教室の詳しい情報を検索できます。無料体験などの申し込みもできるため、ぜひ比較検討してみてください。

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