2021.03.25
習い事Q&A みらのび編集部

子どもがピアノの習い事を始めるなら何歳からがおすすめ?教室の選び方も紹介

子どもの習い事の定番といえば、昔から根強い人気があるピアノ。小さい時に習ったことのある親御さんも多いことでしょう。今回は音感の習得や情操教育によいといわれているピアノ教室について紹介。ピアノを始めるなら何歳から習うのがよいか、教室ではどんなふうに学ぶのかなど、教室に通う前に参考にしてみてください。またピアノを習い続けたら出たくなる発表会は、どんなふうにやるのか、親はどれぐらいかかわるのか、挑戦するコンクールにはどんなものがあるのかなどは、教室ごとにまったく違います。事前に調べておくと良いでしょう。

子どもにピアノを習わせるならいつから?

ピアノ教室に通うなら、なるべく幼いころがふさわしいイメージがありますが、具体的には何歳ころがよいのでしょうか?子どもが小さい時からピアノを始めると、上手に弾けなかったり飽きたりして練習を嫌がるなどトラブルが起こる可能性もあります。

幼いころから習うメリットや、練習しない時の対処法などを調べてみました。

ピアノを始めるなら幼い時期がおすすめ

ピアノは何歳からでも習うことができますが、リズム感を養ったり想像力を育てるなら、なるべく幼い年齢がおすすめです。3歳までの子どもは、脳が急速に発達する時期。ピアノなどの楽器を使ってさまざまな音の経験をすることで脳によい刺激を与えることができます。

 また、耳で聞いて音階の識別をする絶対音感は、聴覚の発達ピークを迎える5歳ごろまでのトレーニングで身につくといわれています。楽器の演奏や音楽の習得に活かせる絶対音感を育てるなら、幼少期から訓練をスタートする必要があるでしょう。

練習しない時は工夫を!ピアノアプリを活用する方法も

実際にピアノを始めてしばらくすると、難しい曲などに差しかかり練習を嫌がることもあります。嫌がる子どもに対してあまり強くピアノの練習を促すと、ますます嫌な気持ちにさせるかもしれません。子どもが練習に気が進まないのなら、クラシックなどの教本を使用する練習はいったん休ませ、ポピュラーソングの演奏に取り組むのもおすすめです。

また、楽器に固執せず、スマートフォンやタブレットのピアノアプリを使用するのもよいでしょう。子どもがピアノの演奏を楽しいと感じられるよう環境を整え、大人も気負わずのんびりと子どもの気持ちを優先させるよう心がけてください。

子どものピアノ教室ってどんなところ?

マンツーマンで指導を行っている教室や、同じレベルの子どもが集まってグループ指導を行う教室などがあります。ピアノを学ぶ時には、保護者の希望や子どもの資質に合った教室を選ぶとよいでしょう。レッスンを始める前に、各教室のメリットや特徴を押さえておくのがポイントです。

個人のピアノ教室は子どものペースに合わせた教え方が魅力

個人指導の教室は、大きな会場が不要なため、先生の自宅や出張などでレッスンを行っていることがほとんどです。自宅の近隣にあれば、交通費がかからないというメリットもあります。また、レッスン費用自体も比較的安価なことが多いのがポイントです。

 個人指導なら、子どものペースに合わせたレッスンを受けることが可能なため、検定やコンクールを受けるかどうかなども個人で判断できます。レッスンのスケジュールは、曜日・時間が固定されることが多いですが、先生と相談すれば、個人の都合に合わせて柔軟に調整できることも多いようです。

 個人指導なら、先生と保護者が一緒になって子ども自身の個性や資質を見極め、周りの目を気にせずじっくりとピアノに取り組むことができるでしょう。

グループ指導のピアノ教室は集団で学べる楽しさがポイント

集団レッスンが中心の子どもピアノ教室は、合奏やコーラスなどのように集団ならではのレッスンを受けることも可能です。ピアノをメインとした音楽教室である場合が多く、ピアノだけではなく歌唱やリトミックなど総合的な音楽の学習を行います。

 同世代の子どもが集まってレッスンを受けるため、友人ができやすいなどの特徴があり、個人レッスンにはない集団の楽しさを感じられるのがメリットです。

 大手会社が運営している教室が多いため、費用が多少高いこともあります。しかし、ピアノのテクニックだけではなく、集団の中で社交性や協調性を学べたり、人前で自己アピールをする練習にもなります。

子どものピアノ発表会やコンクールとは?

子どものピアノ教室では、練習の成果を披露する発表会を催すことがよくあります。また、指導の内容によっては子どもの実力を試すため、全国規模のコンクールに出場することもあるでしょう。子どもが、通常のレッスンとは異なる会場でピアノを演奏する晴れの舞台です。事前にどんな雰囲気かチェックしておきましょう。

大きな会場で華やかな発表会!生徒や先生の演奏も聴ける

ピアノの発表会は、教室とは違う大きな会場で演奏できるチャンス。子どもたちが華やかな衣装や髪型でドレスアップして、観客を楽しませるために精一杯の演奏をします。 

発表会用に新しい曲を演奏したり、誰かと一緒に連弾したりと特別な経験ができるのもポイントです。発表会に出るという目標ができることで、日々の練習にも集中できます。

発表会のようにたくさんのギャラリーの前で演奏すると、緊張したりプレッシャーを感じたりと、日常生活ではあまりできない体験もできるでしょう。また、発表会では別の人の演奏を聴くのも参考になります。ピアノ教室の生徒はもちろん、先生やゲスト出演のプロの演奏を聴ける場合もあり、上級レベルの演奏を聴く貴重な経験になります。

衣装まで気合い充分!子どもも出場できるピアノコンクール

ピアノのコンクールは発表会とは違い、かなりシビアな雰囲気です。きらびやかな衣装で出場することもありますが、制服などきっちりとした格好で参加する子どももいます。コンクールではピアノ技術や感情表現などを審査するため、一般ギャラリーは少なめで観客のほとんどが参加者です。

コンクールは発表会とは違い評価や順位が公表され、地区大会から全国大会と徐々にレベルアップしていくのが特徴です。また、プロの演奏家や専門家が審査員として配置されることがよくあります。

演奏するのは、先生や子どもが好んで決める自由曲の場合もありますが、ほとんどがコンクールの主催者から提示された課題曲です。課題曲の中から、子どものレベルに応じて演奏する曲を選びますが、高評価や上位を目指すなら難易度の高い曲をしっかりと練習する必要があるでしょう。

子どもがピアノを習うのに必要な費用は? 

子どもがピアノを習うには、どれくらいの費用が必要でしょうか?レッスン費用だけではなく、普段使用する楽譜などの教材、発表会やコンクールの出演費用もかかることがあるため、レッスンに通う前にある程度の金銭的余裕をもっておくのがおすすめです。また、ピアノの購入が必要かどうかもチェックしましょう。

 教室の費用は

子どものピアノ教室のレッスン費用は年齢や地域によって差がありますが、1カ月5000円~1万円程度が相場。また、大手の場合は、施設管理費などが別途必要なこともあります。

 入会金も別に必要なケースが多いですが、無料キャンペーンなどを行っている場合もあるので、よく確認してからレッスンを始めると良いでしょう。また、大手のピアノ教室の場合は月謝は現金支払いではなく、口座引き落としにしている場合もあります。

楽譜やピアノの購入は必要?

子どもが早く上達するには、自宅にピアノを揃えるのがおすすめです。ピアノに触れるのがレッスン時だけではなかなか上達せず、子どもも楽しめないかもしれません。

 住宅事情や金銭的な理由でピアノを用意できないなら、電子ピアノを活用するなどさまざまな方法を考えましょう。できるだけ子どもが鍵盤に触れる時間を増やすようにすることが必要です。

 また、ピアノのレッスンが進むにつれ、新しい楽譜や五線ノートを買い揃える必要があります。先生が用意してくれる場合もありますが、レッスン費用とは別に料金を支払うことがほとんどです。子どものレベルが上がるにつれ、諸費用も増えていくことを念頭に置いておきましょう。

発表会やコンクールの費用は月謝とは別に必要

発表会やコンクールに出演するときも、月謝とは別に費用がかかる場合が多いでしょう。発表会は参加人数や会場の規模によりかかる費用が異なり、5000円~1万円程度が相場のようです。コンクールもさまざまな大会があり、ソロや連弾など部門によっても違いますが、参加費の相場は7000円~2万円と幅広くなっています。

 発表会やコンクールに参加するには、衣装を揃えたり遠方へ移動したりと参加費以外の費用も必要です。また、1日で移動できない場合は宿泊費などの出費もあるでしょう。子どものピアノを上達させるためには参加するのがおすすめですが、全員参加ではない教室もあるため、気になる場合は事前に確認しておくといいかもしれません。親の関わり方も、教室によって違いがあります。負担が多いと続かないため、調べておいた方が良いですね。

ピアノを習う前におもちゃで遊んでみるのもおすすめ

「ピアノ教室に通わせるかどうかまだ迷っている」という方は、ピアノのおもちゃを購入するのもよいでしょう。子どもが幼いころから弾けるピアノに触れ、興味を示してから本格的なレッスンを検討すれば、通い始めてから子どもが飽きてしまったなどのトラブル回避にもつながります。幼児期でも楽しめるピアノのおもちゃを紹介するので参考にしてみてください。

 本物のピアノにそっくりのおもちゃ「KAWAI(カワイ)グランドピアノ」

本物のグランドピアノのようなミニピアノです。32鍵の鍵盤で構成されており、音程も正確に作られています。鍵盤の作りを工夫してあるところが特徴です。子どもがピアノを弾きやすいようになっており、音の強弱をつけやすいため、おもちゃでもしっかり表現ができるでしょう。子どもが思い切り弾いても破損しにくいところもポイントです。ピアノのボディだけではなく蝶番などの細かい部分も強度が高く、素材や塗装材料にも安全性の高いものを使用しています。本物のグランドピアノのように、屋根部分の開閉が可能で、開けた時と閉めた時で音量が変わるのも、楽器メーカーならではこだわりです。

幼い子どもにおすすめの仕掛けピアノ「Ed.Inter(エドインター)森のメロディーメーカー」

木で作られたピアノのおもちゃで、鍵盤を押すと音が鳴るだけではなく、丸い飾りが連動して動くしかけになっています。音としかけを同時に認識することで、耳と目の協調性を育むことにも繋がるでしょう。また、ピアノのしかけが連動するため、子どもが動きの関係性に興味を持つきっかけにもなるおもちゃです。

 天板には鉄琴がついており、子どもがバチで叩いて鉄筋のように遊ぶこともできます。強弱をつけてピアノの鍵盤をおさえることも可能で、子どもの手や指先のトレーニングにもおすすめです。鉄琴と鍵盤を別々に使って音楽を奏でることもできるため、親子で二重奏を楽しむのも良いでしょう。虹色に塗ってある鍵盤や鉄琴がきれいなのがポイントで、簡単な楽譜も1つ付属しています。

 ピアノ本付きで初心者も楽しめる「はらぺこあおむし はじめてのドレミ」

子どもに人気のある絵本のキャラクターをモチーフとしたピアノです。本物のピアノよりも軽いタッチで音が鳴るため、子どもが初めて触れるピアノとしても良いでしょう。子どもでも分かりやすい楽譜がいくつかついているのもポイントです。

 鍵盤にはマークが描いてあり、付属の楽譜と連動しています。楽譜に描いてあるマークと同じ鍵盤を押さえることで曲が演奏できるため、音符が読めなくてもピアノを楽しむことが可能です。

また、ピアノの音色以外にも動物の声も搭載しており、さまざまな遊び方ができます。簡単モードという、どの鍵盤を押しても楽譜どおりに弾ける機能があり、幼い子どもも楽しめます。また、鮮やかな色彩のピアノで、子どもの目につきやすいのが特徴です。

くるくる巻けて持ち運びできるおもちゃピアノ「NOONKIY ロールピアノ」

紙に描いたピアノのような薄い形状の電子ピアノで、重さは925gと軽量タイプ。くるくる巻いて収納できるので、収納場所にも困らないのがポイントです。シリコンで作られており乾電池を使います。鍵盤数は61鍵ですが、一般的な曲を演奏するのに困ることはないでしょう。

 持ち運びも可能で、子どもと外出するときに持っていくおもちゃとしてもおすすめです。本物のピアノや電子ピアノを部屋に置くのが難しい場合には、一時的に代わりにするのもよいでしょう。子どもが教室に通い始め、ピアノ購入を検討中にお試し用としても使用できます。

まとめ

ピアノを音感のトレーニングとして習いたいなら、脳や聴覚の発達が著しい幼いうちから始めることをおすすめします。しかし、習い事は費用がかかるため、始める前にはいくら必要かなど、事前に大まかな金額を確認するのが大切です。

 ピアノ教室へ通うなら、発表会やコンクールの有無なども確認しておくとよいでしょう。レッスンを本格的に始める前、ピアノのおもちゃを試して、子どもの興味を誘ったりするのもおすすめです。

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みらのび編集部
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