2020.11.24
習い事最前線 関和音

タイピングと英単語を同時に学ぶメリット - 英語教室「アクティメソッド」の学習法

(教室提供)

2020年度から、小学校で新学習指導要領が全面実施され、英語とプログラミング教育の必修化が話題となっています。そんな中、タイピングスキルと英語力をセットで身につける「タイピング英語」が注目を浴びています。タイピング英語の授業を行っている英語教室「アクティメソッド」(三重県)では、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて2020年4月にオンライン校を開校。開校からわずか2カ月の間で、全国から600件の問い合わせが寄せられました。一体どんな授業内容なのでしょうか。今回は、タイピング英語の面白さに迫っていきたいと思います。

今日のポイント

  1. アクティメソッド「タイピング英語」とは?
  2. アクティメソッドのタイピング英語の学習の進め方
  3. タイピング英語のメリット・デメリット
  4. タイピングによる英語学習でよくある質問

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アクティメソッド「タイピング英語」とは?

タイピング英語とは、英単語や英文をタイピングする学習法のことです。英語力とタイピングスキルを同時に身につけることができると言われています。

「アクティメソッド」が提唱する英語学習方法

全国に16校構え、オンライン授業も展開している「アクティメソッド」。2020年11月現在、オンライン校も含めて約820人が在籍しており、2021年には3校の開校を予定しています。

短時間で英単語を大量にインプットする学習法が強みで、一般的な英語の「ライティング」は全てタイピングで実施します。テキスト教材に記載された英単語を手元のキーボードでタイピングし、語彙力を育成。音声で流れる英単語をタイピングしてスペルを覚える練習もあります。英語でのタイピングに慣れてくると、鉛筆での書き取りの5〜10倍のスピードでタイピングができるようになります。

2015年の開校以来、アクティメソッドでは英単語タイピング大会で全国優勝する子どもを輩出するなど、学習効果が現れています。

タイピングと英語をセットで学ぶメリット・デメリット

タイピング英語のメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

メリットは「タイピングと英語力がセットで身につく」ことと「リモート学習に適した学習スタイルである」こと。

タイピングの速さと正確性を競い合う「毎日パソコン入力コンクール」(毎日新聞社、日本パソコン能力検定委員会主催)では、子ども向けに英単語のタイピングコンテストを開催しています。大会入賞を目指してタイピング英語のスキルを磨くなど、「ゲーム感覚で楽しめる」ことも特徴の1つです。

デメリット

デメリットは、「正しいホームポジションに慣れるのが大変である」こと。

子どもは当然のことながら、タイピングスキルが全くないため、最初は文字を1文字ずつ人差し指だけでポチポチ入力して満足している状態だと思います。タイピング練習をする際に、ホームポジションに常に手を置かなくてはならないので、途中で嫌になってしまう可能性があります。

また、パソコンのキーボード配列がABC順ではないため、子どもにとっては不規則な配列を覚えるのも苦痛になってしまう可能性があります。

ホームポジションやタッチタイピングを覚えるに越したことはありませんが、正しいやり方にこだわり過ぎず、最初のうちは「子ども自身のやり方で楽しくタイピングさせてあげる」という割り切りも大切です。

アクティメソッドのタイピング英語の学習の進め方

(教室提供)

「英語およびプログラミング教育への関心の高まり」「コロナ禍でのリモート学習」という2つの要因から、ますます注目されるタイピング英語。

2020年8月には、アクティメソッドのタイピング英語の学習方法を一冊にまとめた『小学生から始めるタイピング英語 コウペンちゃんと学ぼう』(KADOKAWA)が発売されました。

タイピング英語の学習の主な進め方を、同書の内容をベースに解説します。

タイピングの「ホームポジション」を覚える

タイピング英語を始めるには、まず、タイピングする際にいつも両手の指を置く定位置「ホームポジション」を覚えます。 キーボードを早く打てるようになるには、ホームポジションの位置を常に崩さないようにすることが肝心。ホームポジションから指を伸ばし、両手の指を使って入力する「タッチタイピング」を学んでいきます。

1日10分の英単語タイピング

英単語のタイピングを1日10分間、週5日継続します。日常の習慣としてタイピング英語を行うことで、よりスキルアップが実感しやすくなります。

ちなみに「小学生から始めるタイピング英語 コウペンちゃんと学ぼう」には、中1レベルの英単語約300語が収録されています。これは英検5級に相当する学習量で、幼稚園児から小学生の学習に適しています。また、より本格的に学習したい場合は、英単語1600語を習得できるアクティメソッドの学習アプリ「アクティタイピング」(月額1980円・税込み)を活用することをおすすめします。


タイピングによる英語学習でよくある質問

ここからはタイピング英語に関して、よくある質問をまとめています。

タイピングは何歳から学習するべき?

子どもの関心度にも寄りますが、パソコンを自分で触りたがるお子さんなら、小学3年生ぐらいからタイピング練習をスタートするのがおすすめです。3年生からは小学校で外国語活動が始まります。英語への関心を深める方法の1つとしても、タイピング英語は有効でしょう。

また、多くの小学生が挑戦する「英検CBTテスト」は、解答をタイピングする必要があります。受験する場合は事前にタイピング英語のスキルを磨いておくとよいでしょう。

加えて、小学校ではプログラミング教育が導入されています。 文部科学省の小学校プログラミング教育の手引(第三版)には、音楽の授業にプログラミングを活用することについても触れており、日頃の学習の中でタイピングスキルやITリテラシーへの理解を深めることが必要になってきます。

また、文科省の情報活用能力調査(2015~16年調査)によると、小学生の1分あたりの入力文字数は平均5.9文字です。子どもたちが基本的なキーボード操作に慣れ親しむには、タイピングスキルをさらに磨く必要があるといえるでしょう。

子ども用パソコンでもタイピング英語は学べる?

英語とプログラミング教育の必修化を受け、パソコンメーカーは子ども用のパソコン(通称キッズパソコン)を販売しています。キッズパソコンには、英語学習アプリがプリインストールされているケースが多いため、それらを活用して学習するのも良いでしょう。

たとえば、おもちゃメーカー「セガトイズ」のキッズパソコン「マウスでバトル!!恐竜図鑑パソコン」には、英語学習やタイピング練習などの機能が多数搭載されています。これらのキッズパソコンを活用することを検討することも良いかもしれません。

まとめ

これまでアクティメソッドの「タイピング英語」について解説してきました。

ゲーム感覚で、英語とタイピングのスキルを身につけることができるタイピング英語。新型コロナウイルスの影響で子どもたちのリモート学習が増える中、タイピング英語に挑戦してみてはいかがでしょうか。

関連記事:小学校英語教育の必修化の内容・問題点と現状まとめ

なお

またタイピングをきっかけに、さらに英語の勉強を本格化させたい場合は「習い事」もおすすめです。たとえば英語はネイティブ講師らが在籍する教室も多数国内に存在するほか、オンライン英会話サービスも増えています。

前者には「シェーン英会話」、後者には「クラウティ」などが例として挙げられます。

シェーン英会話は40年以上の歴史を誇る有名な英語教室で、講師の品質やきめ細やかなレッスンに定評があります。

・シェーン英会話
URL:シェーン英会話の教室一覧
<以下、新宿本校の場合>
住所:東京都新宿区西新宿1-3-15 栃木ビル 4F
コース&料金:英検®対策コース|個人レッスン(2万6400円/月)、少人数レッスン(8800円/月)、短期集中型|英検一次直前演習(8万7450円/全12回※3カ月間)など
※詳しくは教室にお問い合わせください。

クラウティは1アカウントで最大6人まで学べるお得な学習プランに定評がある、オンライン英会話サービスです。

URL:クラウティの教室ページ(※みらのび内のページに遷移します)
料金:4500円(税抜き)1日1回・プラン30
アカウントの共有:1家族6人まで
講師:フィリピン人

関和音
関和音

音楽ライターとしてアーティストの取材をする中、2016年『Bjork Digital』の取材からVRに関心を抱く。テクノロジーに関する執筆を開始して、プログラミングスクールのサイトのSEOを担当。子どもの頃はカードゲームやファンタジーが好きで、給食の時間が苦手。個性を活かした自由度の高い教育に興味があります。

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