2020.11.24
習い事最前線 みらのび編集部

豊かな五感体験で“大好き”と“個性”はぐくむ教室「知育ラボ」

(教室提供)

アットホームな空間で子どもがのびのび学べる、東京都港区麻布十番の知育教室です。お絵かき、工作、絵本読み聞かせ、テニスの基礎など、お子さんの興味に合わせて自由にカスタマイズOK。五感を使って楽しく遊びながら学ぶスタイルが口コミで大人気。長く愛される子どもたちのためのサードプレイスです。

一人ひとりの興味に合わせカスタムメイド

日当たりのよい教室に入ると壁一面には、子どもたちが手作りしたアート作品がたくさん並んでいます。レオナルド・ダビンチ、ゴッホ、ムンク、クリムト、ダリ、北斎…。世界的な巨匠の名作をモチーフにしたカラフルなコラージュ(貼り絵)たち。知育ラボは、その名の通り未就学児から小学生向けの「知育」を中心としたスクール。レッスンは原則マンツーマンのみ。主宰者の植村瑞江先生が子ども一人ひとりの興味関心に合わせ、内容を自在にカスタムメイドしてくれます。

植村先生いわく「幼少期のうちからテクニックや知識を学んでも、将来すぐに時代遅れになってしまう。その代わりに五感を使って好きなことに没頭した方が、主体的に学ぶ力が身につく」との考え。知育ラボのレッスンは、一見すると子どもたちが楽しそうに遊んでいるようにしか見えません。お仕着せの知識を与えるのではなく、子どもの「大好き」と「個性」をはぐくむ場だからです。

世界の名画をモチーフにした子どもたちの作品が壁一面にアート、絵本読み聞かせ、スポーツを本物志向で

レッスンは1回2時間。子どもの好きなことを事前に保護者からヒアリング。一人ひとりに合わせて内容を変えるため、決まった教材やメソッドはありません。中心となるのはお絵かき、工作、絵本読み聞かせ、美術館ツアー、そのほか、国際大会出場選手から習うテニスやかけっこなどもあります。

アート作品づくりでは、たとえばダビンチのモナ・リザを眺めながら、自分もスフマート画法(ぼかしの手法)を使ってモナ・リザを描きます。単に絵をまねするのではなく、名画の特徴を体感的につかみながら、自分らしい作品を作るようにしています。

絵本読み聞かせをする際は「フラッシュ読み」と称し、先生が通常の倍以上の早口でテンポよく読みあげます。早読みだと小さい子は理解できなそうですが、意外と集中力がぐんと増すとのこと。あっという間に1冊読み終わると「もっともっと!」とリクエストがやまず、何度も何度も読み聞かせます。早読みでなんと1日100冊こなすこともあるとのこと。それでも、子どもたちはあっという間にいろんなお話を覚えてしまいます。絵本のセリフをそらんじて、先生とやりとりすることもあるとか。

フランス直輸入の貼り絵教材を使った作品づくり。遊びながら、名画の特徴を観察できる(教室提供)

豊かな感性、語彙力、ユニークな発想が育つ

対象は0歳児から10歳ぐらいまで。子どもが小さいうちは保護者同伴、親から離れられるようになったら、子どもだけで参加します。半数は幼稚園や小学校の受験対策目的ですが、受験が終わってからも5、6年通い続ける常連さんが多いとのこと。レッスンに慣れた子どもたちは親御さんからしばし離れ、「あれやっちゃダメ」というネガティブワードを一切使わない指導のもと、開放的に学んでいきます。

ボディーペインティングでは、部屋中に白いボードを貼り、全身を使って思いっきり楽しみます。何の絵を描くかは、子どもたちのその時の気分や、わいてくる発想にすべておまかせ。小さい時から大量の絵を見たり描いたり、絵本読み聞かせをしているせいか、語彙力が豊富でユニークな発想ができる子が多いとのこと。このスクールで身につく力(未来型スキル)は、「ワクワク探求する心」「豊かな感性・芸術表現能力」「ユニークさ・個性発揮」といえるでしょう。

ボディーペインティングで海の絵が完成。絵の具は、万が一口に入っても安全なものを使用きっかけは「娘にクラシックを聴かせたい」

主宰の植村先生がスクール開設を思い立ったきっかけは、11年前のお子さんのご出産。一人娘さんがまだ赤ちゃんだった時期に親子でクラシックコンサートに行こうと思いたったそうです。ところが、どこのホールに問い合わせても「子どもは入場不可」。文化的なものから切り離されたような孤独感を感じました。

「子どもの耳のいい時期に、本格的な生演奏を聞かせたい」と考えていた植村先生は、親子向けにアレンジされたコンサートでは納得がいかなかったそうです。「それならもう自分でやるしかないと思い、会社をつくって親子向けのコンサートをシリーズで企画しました」。

生演奏コンサートを皮切りに、地域の親子向けに、お絵かき、工作、絵本読み聞かせ、スポーツなどのレッスンを、子どもたちの反応を見つつ、たぐりよせるように増やしていきました。

ショパンをテーマにした親子向けクラシックコンサート。当時の衣装でダンスを披露しているところ(教室提供)

鉄則は「教える大人が子どもよりも楽しむ」

前職では、世界各国のエグゼクティブたちと接することが多かった植村先生。「みなさんご自分の業界に詳しいだけでなく、ほかに打ち込んでいる何かを持っています。教養の幅があり、お話ししていてもとても面白いのです」「この違いはどこから来るのだろう」と探った結果、「幼少期からの豊かな体験の積み重ねが大切なのでは?」という考えに至ったとのこと。

「私が親から与えてもらった環境と、これから大人になる娘たちに与えるべき環境のベストは違うはず。これからは、子どもの個性をつぶすのではなく、とがった個性をさらにとがらせることが必要。子どもたちにさまざまな体験をさせてあげたいですね」(植村先生)。

ルールに縛られない知育ラボにも、鉄則が1つあるとのこと。「それは、何をするときでも、教える側の私たち大人が“子どもよりも楽しむ”こと。これは弊社全体の方針にしています」(同)。

「一人一人の個性を大切にしたい」と語る植村先生(左上)(教室提供)取材を終えて

「今すぐ自分の子どもに体験させてみたい!」と思いました。絵本読み聞かせが子どもの知育にいいとわかっていても、さすがに1日100冊は無理。部屋いっぱいに絵の具を塗りたくるボディーペインティングも夢のよう。でも準備や後片付けのことを考えると躊躇(ちゅうちょ)してしまいます。家庭ではなかなかできない体験を、たっぷり提供してくださるってありがたい! 親とは違った価値観を持つ大人が愛情持って接してくれるのも、子どもにとってとても大切なことだと思います。(山口真矢子)

教室情報

「知育ラボ」

住所:東京都港区麻布十番1-3-7ベルレイン麻布801
交通:地下鉄麻布十番駅下車

<コース>
オーダーメイドプライベートプログラム(3~10歳)・プライベートレッスン
テニスレッスン(年中〜年長クラス/小学生クラス)・グループレッスン
マルチスポーツキッズプログラム(年中〜小学生)・プライベートレッスン

教室情報について、詳しくはこちらをご覧ください。

みらのび編集部
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