2021.01.28
習い事Q&A みらのび編集部

幼児期から体操教室に通うべき? レッスン内容や選び方のポイントも

幼児期の子どもの習い事で人気が高い「体操教室」。でも、どんな教室がいいのか悩んでいる保護者の方も多いのではないでしょうか? 体操教室に通うメリットや教室の選び方などを紹介します。

幼児期に体操教室に通うメリットとは

 

幼児期から体操教室に通うメリットとしては、日常生活ではなかなか体験できない体の動かし方を学べることなどが挙げられます。具体的に解説していきます。

幼児期に習い事をおすすめする理由

幼児期は成長が著しく、運動神経が発達する時期です。スキャモンという学者が提唱した発育曲線によると、子どもの神経は幼児期から急激に成長し、12歳ぐらいまでに成人と同じくらいに発達します。そのため、幼児期に体をたくさん動かし、子どもの運動神経を伸ばしてあげることが大切です。

体操教室に通うことで身につく効果

体操教室に通うと、次の3つの能力を伸ばすことができます。

1. 運動能力
走る、跳ぶ、投げるなど、いろんな体の動かし方を学ぶことができます。さまざまな動きを学ぶ経験は、子どもが将来別の種目のスポーツに挑戦するときに役立つでしょう。

2. 非認知能力
教室を通して出会う仲間と接することで、学習で得られる認知能力だけでなく、やり抜く力やコミュニケーション能力などの「非認知能力」を伸ばすことができるといわれています。

3. 自己肯定力
はじめてのことに挑戦し、成功を経験することで「自分はできる」という自己肯定力を身につけることができます。挑戦を重ねることで自信を持てるようになります。

体操教室の主なレッスン内容

 

幼児期は成長のスピードによって、指示やルールを理解する力と運動能力に差が出ます。そのため、子どもの発達に合った指導ができるよう、年齢でレッスンを分けている体操教室が多いです。

何歳から通えるのか

対象の年齢は体操教室によって異なります。年少児から参加できる教室や、保護者と一緒に参加できる0歳児向けの教室もあります。

未就園児のレッスン内容

未就園児のレッスン内容は、主に体を動かすことに慣れる、楽しむことに重点を置いています。ベビークラスでは、親子で体を動かし、手遊びなどをします。ひとり歩きできる年齢からは走る、ジャンプする、リズムに合わせて体を動かすといった、基礎的な運動能力を伸ばす内容となっています。フープやボールなどの器具を使いながら体を動かすプログラムも含まれることがあります。

年少から年長のレッスン内容

年少から年長児を対象としたレッスンは、運動を楽しむという点に関しては未就園児のレッスンと変わりがありませんが、基礎運動能力を高めるため、体の動きの幅が広がります。また、集団の中で練習するので、挨拶など友達とのコミュニケーションの取り方についても学ぶことができるでしょう。

準備体操から始まり、跳び箱、トランポリン、鉄棒などを使った運動にも積極的に取り組み、まざまな運動を順番に行う「サーキットトレーニング」をプログラムに含んでいる体操教室もあります。

小学生以降のレッスン内容

小学生からは、保護者と離れて子どもだけで参加するレッスンが中心となります。体操器具を使ったり、サーキットトレーニングを取り入れたりしながら高度な技にも挑戦します。運動技術の習得だけではなく、成功体験を積み重ねることで目標を持つ大切さについて学びます。

短期や大会用のレッスン内容

年齢ごとにレッスンを分けず、短期で参加する教室や、子どもの能力に合わせてレッスンを開いている教室もあります。

短期教室の中にはマンツーマンで指導する教室もあり、じっくりと子どもに接してもらえる点が魅力です。子どもの能力に合わせてレッスンをしている体操教室では、ジュニア大会への出場を目指し、鉄棒や跳び箱、マットに加え平均台や円馬といった種目にチャレンジできる教室も用意されています。

目的別の体操教室の選び方

 

体操教室は運営団体ごとにカラーが異なります。器械体操を中心に教える教室、リズム運動を取り入れている教室、個人レッスンに対応している教室などさまざまです。どの教室に通うか迷ったら、まずは教室に通う目的を明確にするとよいでしょう。ここでは、目的別に教室を選ぶ際のポイントをまとめました。

長期的に通わせたい

体操教室に長期的に通わせるメリットは、先生や仲間と長い期間、運動をともにできることです。環境になじむ時間を十分にとることができるので、人見知りの性格の子どもに向いています。また、じっくりと時間をかけて基礎を身につけることができるのもうれしいポイントです。

選ぶ際には、家の近くや交通の便がよいなど、通いやすい場所を選び、先生と子どもとの相性にも気を配りましょう。レッスンは日常生活に負担のない時間帯か、継続しやすい料金設定であるかも重要です。休んだときに、レッスンの振替ができるかどうかもチェックしておくとよいですね。

長期休暇中など不定期に通わせたい

「夏休みや冬休みなどの長期休みや空いている期間を有効に使いたい」「短期的に通って苦手を克服したい…」といった場合は、短期集中コースや〇回コースがある教室を選ぶとよいでしょう。ほかの習い事や予定とのバランスがとりやすく、短い期間で集中して体操に取り組むことができます。

まずは体験したい

「子どもに体を動かすことの楽しさを知ってもらう」「体操に興味を持ってもらう」といった目的であれば、まずは体験教室に参加するのもよいでしょう。子どもが今後体操を続けるかどうかを判断する貴重な機会になります。

体験教室に申し込む際は、ホームページなどで短時間でも楽しめるコンテンツかどうかを事前に確認しましょう。はじめての場合、競技性が高いプログラムよりもリズム運動などを取り入れた親しみやすいプログラムのレッスンを選ぶとよいでしょう。

大会に向けて通わせたい

大会への出場を目標にしている場合は、技術の習得ができる環境かどうかを重視したいところ。指導者との相性や大会に向けたレッスンがあるかどうか、練習器具がそろっているかどうかなどを確認しながら選びましょう。

幼児体操教室に通わせている保護者の声

実際に幼児向けの体操教室に通わせている保護者の口コミを紹介します。

「体を動かすことが苦手なので、少しでも体操が好きになってもらえたら、と参加しました」

「教室に通うようになってから、子どもが公園で鉄棒など習ったことを積極的にやるようになりました。運動をするせいか、ご飯もよく食べ、以前より風邪を引くことが少なくなったように思います」

「できる部分は伸ばして、できない部分はじっくり取り組めています。子どもも体操が楽しいと言っています」

気になる体操教室の費用

 

習い事を始める際、内容やレッスンの雰囲気とともに気になるのが費用です。長く続ける場合は負担の少ない金額のほうが続けやすいでしょう。子どもの習い事や体操教室にかける費用の相場を紹介します。

習い事にかける費用の相場

大手玩具メーカー「バンダイ」が2019年に発表した、3歳から小学6年生の子どもがいる保護者を対象にした「子どもの習い事に関する意識調査」によると、1カ月の習い事にかける1人あたりの平均費用は1万3607円でした。

未就学児の平均費用は8644円で、習い事にかける費用は子どもの年齢が上がるとともに高くなる傾向があります。習い事別にみると、学習塾にかける費用が最も高いという結果になっています。

体操教室の相場

体操教室の費用の相場は年齢などよって異なりますが、週1回だと月額6000~8000円台、週2回だと1万円を超える教室が多いです。体験教室は1000円台で参加できるところもあり、気軽にレッスンの雰囲気を体験することが可能です。

その他必要な費用

月謝以外にかかる費用には、入会金やシューズ代などがあります。教室によっては指定のウェアがあり、その費用として数千円かかる場合があります。

自宅で手軽に体操を実践するならDVDがおすすめ

 

「体操に興味はあるけど近くに教室がない」といった保護者もいるでしょう。ここでは、自宅で体を動かすことができるおすすめの幼児向けDVDを紹介します。

自宅でできるオススメ体操DVD①

「アンパンマンとはじめよう!お歌と体操編 アンパンマンエクササイズ」は、人気アニメ「それいけ!アンパンマン」に登場するキャラクターと、楽しいリズムに合わせて体を動かすことができます。DVDは約25分。

このDVDシリーズには、「まねっこダンス」という作品もあり、そちらも楽しく運動するコンテンツ内容となっています。

自宅でできるオススメ体操DVD②

NHKの子ども番組「おかあさんといっしょ」の「ブンバ・ボーン!~たいそうとあそびうたで元気もりもり!」は、番組で人気の体操や手遊びなどを含んだDVDです。動物のまねをするなど、子どもの心をつかむ内容となっています。

まとめ

幼児の体操教室は、子どもの運動への興味や非認知能力をはぐくむおすすめの習い事です。幼児期の運動神経が発達するチャンスを逃がさないよう、教室の情報は早めにリサーチしておきましょう。

みらのび編集部
みらのび編集部

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