2021.03.02
習い事最前線 みらのび編集部

物語の英語劇活動を通して、自己表現できる英語を育む「ラボ・パーティ」

春は習い事選びのゴールデンシーズンです。みらのび編集部では、ユニークな取り組みをする教室をご紹介する「春の習い事最前線」を不定期連載します。今回、取材に協力いただいたのは英語教室の「ラボ・パーティ」。物語や音楽を通じて英語に触れます。現在、発足55周年を迎えるのを記念して、入会金無料キャンペーンを実施しています。詳しくは文末の教室情報をご覧ください。

教材は、愉快で味わい深い名作絵本たち

発足55周年を迎える老舗の英語スクール。「はらぺこあおむし」「ぐるんぱのようちえん」「かいじゅうたちのいるところ」「だるまちゃんとかみなりちゃん」…ラボ・パーティでは、名作絵本の英語版が教材として使われています。付属のCDにはプロのナレーターや俳優陣による日英2言語での朗読、豪華なBGM入り。何度聞いても飽きず、愉快で味わい深い物語の世界にひたれます。
小さな子どもは、言葉の面白い響きを聞いているうちに、自然に口ずさむようになります。ラボでは「たくさん英語を聞き、耳から自然に言葉をつかみとっていく」ことを大切にしています。

絵本で英語に触れたら、今度は子どもたちで寸劇づくり。絵本の世界を「劇」にして発表することを「テーマ活動」と呼び、定期的に発表会も行われています。英語の歌を歌うのもラボの特徴。英語圏の伝統的なわらべ歌「ナーサリー・ライム(マザーグース)」、手遊び歌、体を使うアクションソングなど、ありとあらゆる曲が取り入れられています。
ラボは、いわゆる英会話教室ではなく、英語での表現活動といった方がいいかもしれません。世界の物語を英語でじっくり味わう活動を通して、英語で自己表現できるようになることに主眼が置かれています。親世代にもおなじみの名作絵本が英語教材に。英語と日本語両方の朗読CDを、教室や自宅で何度も聞く。

異年齢の子どもたちと学び合う

ラボには、会費の区分が3つあり、3歳未満の「プレイルーム」、3歳~小学生までの「幼児会員」、小学生以上の「正会員」があります。クラス分けには明確な年齢の区別はありません。一つのクラスにあえて異年齢の子どもたちが混ざり、学び合う環境になっています。きょうだいで同じクラスに参加することも可能です。

在籍年数が長いのもラボの特徴。中には、おばあちゃん、お母さん、子どもと親子三代で「ラボっ子(ラボの生徒)」だったというご家庭や、親御さんが昔使っていた教材をお子さんがそのまま使うケースもあるとか。

取材では、東京都世田谷区の小学校低学年のパーティにお邪魔しました。毎回定番のあいさつの歌、マザーグースやゲームを楽しむ歌など4曲ほど歌います。次の絵本タイムでは、先生が「クリスマスの12日間」など季節の絵本をめくり、欧米のクリスマスの習慣についてミニレクチャー。

後半はテーマ活動。北欧民話「THE THREE BILLY GOATS GRUFF(三びきのやぎのがらがらどん)」の劇に取り組みます。みんなで脚を並べて橋を作り、トロル役の子とやぎ役の子に分かれて、日英両方のCDの朗読と一緒にセリフを唱えます。
「Now, I’m coming to gobble you up ! ようし、きさまを ひとのみにしてやろう」とトロルが襲いかかろうとすると、「Oh, no! pray don’t take me. ああ、どうか たべないでください」とおびえるやぎ。最後は大きいやぎがトロルをやっつけます。
「でもさ、なんでやぎはトロルに勝てるの?ぼくは勝てないと思うんだよね。もし大きいやぎがもう少し小さかったら勝てなかったと思う」と、素直に感想をもらす子も。新たな発言が出るたび、みんなで考えながら劇をつくっていきます。
最後に、定番のお別れの歌を歌ってパーティは終了です。

「三びきのやぎのがらがらどん」を熱演中。橋の上でトロルと大きいがらがらどんが対決。みんなで知恵を出し合い、表現する力が身につく

ラボでは、他者と協力してみずから考え,英語で表現する力が育まれます。音楽、言葉の世界に興味を持ち、自らの体で再現し、物語を劇で再現します。その段階で、子どもどうしでいろんなアイデアを出し合いながら一つの作品を作り上げるクリエイティブな力、チームワークも育まれます。
決まったことを暗記するのではなく、物語の豊かな世界にひたり、自ら表現する英語力が備わり、一生の宝となることでしょう。

長野県黒姫高原ほか全国各地でのキャンプに参加すると、全国の異年齢のラボっ子たちと友だちになれます。中学生以上になると、海外ホームステイのプログラムに参加することもできます。発表会では、仲間で力を合わせて劇を披露。衣装や大道具などは使わずシンプルに体で表現する。

子どもに寄り添う地域のママが指導者

ラボの講師は「テューター」と呼ばれ、子どもに教えるのでなく、子どもの力を引き出すファシリテーター的な役割をします。テューターの多くは、子育て経験がある地域のママたち。英会話スクールのように、英語のスペルや発音を教え込んだり、間違いをすぐに訂正したりはしません。

取材でお話を伺った岡村絵深先生は、テューター歴15年のベテラン。第1子の出産後に子どもの英語教育に関心を持ち、大阪で指導をスタート。今は大学生と高校生の2人お子さんがいて、お二人ともラボの活動を通して育っている「ラボっ子」です。
「今までの15年を振り返ると、わが子たちにも他の子たちにも、それぞれの成長物語があります。子どもたちの成長に長く寄り添うチャンスがもらえて、とてもやりがいがありますね。ラボは保護者どうしの関わりが深く、『一緒に子育てしましょう』という心の一体感があります。保護者の方がいろいろお手伝いしてくださって本当に助かってます」
英語を通じて親子サークルのようなおつきあいができるのも、ラボならではのよさと言えるでしょう。お話を聞いた岡村絵深先生とパーティに参加する子どもたち。みんなラボと英語や絵本の世界が大好き。

取材を終えて

実は私も、育休中にラボに出会いました。1人目の娘の時には、書店でラボ発行のナーサリー・ライムの本を購入し、家でCDを流して親子で口ずさんでいました。2人目の娘とは一緒に地元のパーティに通い、たくさんの絵本や歌に触れました。子育て中の先生、年上の子どもたちにリードしてもらえるので、私たち親子だけではできない劇や歌遊びも楽しめました。ラボの英語教材は本当にクオリティーが高く、子どもよりも大人の私が夢中になって聞いていました。取材で定番の歌を久々に聴き懐かしんでしまいました……。(山口真矢子)

教室情報

「ラボ・パーティ」(運営:株式会社ラボ教育センター )は全国で約2,000カ所で開講しています。
発足55周年を記念して、入会金無料キャンペーンを実施しています。3~6月の間にラボ・パーティに入会されると、入会金が無料になります(入会手続きは2~5月)
詳しくはこちらをご覧ください。

みらのび編集部
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