2021.05.15
習い事Q&A 関和音

中学生向けのおすすめオンライン英会話9選!メリット・注意点も解説

中学校での英語の授業が、日本語の授業からオールイングリッシュに移行することが求められています。「英語による、英語の授業」が導入され、中学生の英語の範囲や学習量が増加傾向にあります。
そうした流れを受けて、保護者間で英会話の塾やレッスンへの関心が高まっています。本記事では、中学生向けのオンライン英会話の選び方や英会話学習の重要性が高まっている理由などを詳しく解説します。

中学生の英会話学習で「オンライン英会話」が注目されている

中学校の英語授業の学習範囲の広がりを受け、中学生の英会話学習への関心が高まっています。中でも注目を集めているのが、オンライン英会話。コロナ禍の休校をきっかけに、「リモート学習で英会話ができる」として問い合わせが増加し、「習い事のオンライン化」を検討する保護者が多い傾向にあります。

中学生の英会話で、オンライン英会話が注目される理由をより詳しく見ていきましょう。

コロナ禍以降、オンライン英会話への問い合わせが増加

コロナ禍での休校、休園が決定したころから「オンライン英会話」のニーズは拡大しました。

2020年5月25日に新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言が解除された後も、子どもの夏休みの習い事のオンライン化をはじめ、保護者間での「新しい生活様式を踏まえた教育」への関心度は高い傾向にあります。

イー・ラーニング研究所の調査(2020年6月21日~7月8日)によると、夏休みに子どもにさせたい習い事は1位「英語・英会話スクール」、2位「プログラミング」。

「オフラインとオンラインのどちらで、子どもの夏休みの習い事をさせたいか」という設問に対しては、74%が「オフラインとオンラインの両方」と回答。「オンライン」19.4%とあわせると、9割以上が「オンライン」での習い事を検討していることが明らかになりました。

一方で「夏休みに体験させたいアクティビティ」の設問の回答は「キャンプ」「旅行」が多数でした。コロナ禍でも「自然に触れないとできない体験」に対する外出意欲は高い反面、「家でもできる学習」についてはオンライン学習を積極的に取り入れる家庭が増加していると言えるでしょう。

保護者間で話題になる習い事は「英会話」と「プログラミング」

コロナの前から、英会話は保護者間でもっとも人気が高い習い事のひとつでした。

イー・ラーニング研究所が2020年初頭に公表したアンケート結果(2019年12月3日~2020年1月9日)によると「2019年、保護者間で話題になった習い事」は1位「プログラミング教室」。僅差で「英語・英会話スクール」が2位でした。

習いごとを検討している家庭の約3割が「英語・英会話スクール」と「プログラミング教室」の両方を習わせたいと回答しており、英会話とプログラミングへの関心がコロナもともとあったことがわかります。

中学生の子どもに英会話を習わせるメリットは?

ここからは、中学生の子どもに英会話を習わせる具体的なメリットを解説します。

中学校の英語授業が「オールイングリッシュ」に移行

中学の英語授業が基本的に「オールイングリッシュ」に移行していきます。オールイングリッシュとは、授業を英語のみで進めること。

オールイングリッシュの授業では、文法の解説や質疑応答、グループワークなども原則として英語で行われます。Zoomなどを活用したリモート授業でも、ビデオ通話やチャット機能を使って英語でやりとりが行われます。

特に英語が苦手な子どもは「授業についていけるだろうか」と不安を抱きやすく、思うような学習効果が得られないこともあります。よってオンライン英会話で日常的に英語を使う習慣を取り入れつつ、授業のフォローアップも兼ねたレッスンを行うことで、子どもの英語力の底上げをすることができるでしょう。

中学校の英語の学習範囲・量が広がる

学習指導要領の改訂で中学の英語授業はオールイングリッシュが基本になるだけでなく、学習範囲と量も変わりました。

従来、中学生が覚えるべき英単語数は1200語程度とされていましたが、2021年度以降は1600~1800語程度に増加。文法も高度化し、高校の学習範囲とされていた現在完了進行形や仮定法も中学で学ぶことになります。

学習範囲の拡大は高校の英語授業でも進み、大学受験でも英会話の力がより重視されるようになります。オンライン英会話を通じてオールイングリッシュに慣れ、英語でのコミュニケーションを習慣化することは高校以降の英語カリキュラムへの対策になるでしょう。

リスニングを含む英語力の有無が大学受験にも影響する

2021年の大学入学共通テストで、リスニングとリーディング(筆記試験)の配点が見直され、リスニングも重視されるようになりました。

そのため「読み書きはできるけれど、聞き取りが苦手」という子どもは試験上、やや不利になります。中学生のうちから、オンライン英会話でネイティブ講師とのやりとりを日常的に行うことでリスニングへの不安感を解消することが可能です。大学受験を早くから見据えている家庭では、中学生のうちからオンライン英会話を始めることは検討の価値があると言えるでしょう。

子どもの英会話学習はいつから始めると良い?

中学生向けのオンライン英会話は、具体的に何年生から始めるべきなのでしょうか。オンライン英会話を始めるべき年齢の目安について、解説します。

小学校の英語必修化は小学3年生まで

オンライン英会話を始める年齢の目安のひとつは、小学3年生までです。

その理由は、小学校の英語必修化の開始学年が3年生のため。学習スタート前からオンライン英会話を始めることで、授業に難なくついていくことができ、子どもも自分の英語力に自信を持つことができるでしょう。

中学生は「入学前〜1年生」で始めるのがおすすめ

中学生からオンライン英会話を始める場合は、中学入学前〜中学1年生の間に学習をスタートすると良いでしょう。中学校ではオールイングリッシュに移行されるので、子どもが英語に苦手意識や不安感を抱かないように、フォローアップを行いながら「楽しく英語を学べる」環境をつくってあげましょう。

中学生向けオンライン英会話サービスの選び方

 

中学生向けのオンライン英会話サービスの選び方のポイントは、以下の通りです。

①外国人講師とのオールイングリッシュのレッスン

オンライン英会話サービスの中には、その生徒の英語スキルに合わせて日本人講師とのレッスンを提供しているところもあります。

しかし、基本的には中学の授業に合わせてオールイングリッシュのレッスンを行うことができるサービスの方が望ましいでしょう。外国人講師とマンツーマンでレッスンをこなす経験が、子どもにとって自信につながります。

子どもが英語に苦手意識を持っており、そもそも英語の学習経験が浅い場合はまずは「英語を使って楽しく会話をする」経験を積むことを意識しましょう。

②学校の授業のフォローアップが可能か

新学習指導要領を踏まえた教材が用意されているかも確認しておきましょう。

英語学習範囲が広がり、なおかつ授業が全て英語で行われる中で「子どもが授業についていけるか」は親にとっても重要なポイントです。

新学習指導要領に沿った教材が用意されているオンライン英会話であれば、授業の分からない点もレッスンでフォローアップしていくことができます。

③英検対策・TOEIC対策は可能か

英検やTOEICの受験を学習目標に、オンライン英会話を始めるのも良いでしょう。

この場合は、教材が学習指導要領に沿っているかよりも、「教材の品質」や「実績」を重視するのがおすすめです。

たとえばDMM英会話では、オリジナル教材と出版社向け教材をどちらも追加料金無く、無制限に利用可能。QQ Englishはレッスンの教育機関への導入実績が豊富など各サービスごとに特色があります。

気になるサービスは無料体験レッスンを子どもに受けてもらった上で、学習目的と照らし合わせて「受講すべきか」を検討すると良いでしょう。

④料金体系は明確か

下記のポイントをはじめ、料金体系や支払いタイミング、返金保証について事前にしっかり確認しておきましょう。

特に追加の教材購入費用などが発生する場合、事前の想定よりも支払額が大きくなってしまうリスクがあるため要注意です。

  • レッスン代金の他に、追加の教材購入費用が発生しないか
  • 支払いタイミングはいつか
  • レッスン品質に問題がある場合、返金保証はあるか

⑤レッスンの振替・キャンセルはできるか

子どもの体調不良など、急にレッスン予定の変更が必要となる機会はしばしばあります。以下のポイントを確認しましょう。

  • レッスンの振替やキャンセルが可能か
  • 振替・キャンセルはレッスンの何日前まで可能か
  • 振替・キャンセルの手順

中学生向けオンライン英会話9選

ここからは中学生のレッスンに対応している9つのオンライン英会話サービスを紹介します。下記の表については、各サービスのサイトで確認できる内容をもとに作成しました。最新情報はサイトを確認してください。

サービス名月額料金講師
QQ English

3685円
(月8回)


フィリピン人
Kimini英会話

5480円
(1日1回)


フィリピン人
hanaso kids

3080円
(週1回)

フィリピン人
産経オンライン英会話Plus

6380円
(1日1回)

多国籍の講師、日本人
リップルキッズパーク

2838円
(週1回)

フィリピン人
レアジョブ英会話

4200円
(月8回)

フィリピン人
DMM英会話

6480円
(1日1回)

多国籍の講師、日本人
ネイティブキャンプ

6480円
(制限なし)

多国籍の講師、日本人
クラウティ

4500円
(1日1回)

フィリピン人

QQEnglish

QQ Englishではレッスンに、講師の質問に瞬時に英語で回答し英語脳を育てる反復型の学習法「カランメソッド」を採用し、通常の4倍の学習効率の英語レッスンを目指しています。講師全員が国際資格TESOLを取得。レッスンはオンライン英会話向けの専用オフィスから実施しており、動画品質が安定していることもメリット。

スピーキングに焦点をあてた「中学英語Web講座」などのコースを提供しています。

URL:https://www.qqeng.com/
料金:3685円(税抜き)月8回コース
講師:フィリピン人

Kimini英会話

Kiminiオンライン英会話は、学研グループが手がけるオンライン英会話サービス。中学校の学習指導要領に基づいた教材を用いた「中学生コース」など、様々なコースが用意されています。学研の学習ノウハウをベースに、ビデオ通話だけでなくレッスンの予習・復習や進捗度テストの実施などに注力していることが特徴です。

URL:https://glats.co.jp/
料金:5480円(税抜き)1日1回・スタンダードプラン
講師:フィリピン人

hanaso kids

hanaso kidsはスカイプを活用したオンライン英会話サービスです。オリジナルテキスト「Kids’ English Start-up」やオックスフォード出版局の「Let’s Go」シリーズなどの教材をそろえています。レベルチェックは無料で受講することができ、レッスンの無料体験は2回まで可能です。

URL:https://www.hanaso.jp/kids/hanasokids/
料金:3080円(税込み)週1回
講師:フィリピン人

産経オンライン英会話Plus

産経グループが運営するオンライン英会話サービス。文部科学省の学習指導要領に準拠した教材もりあり、フォニックス学習も導入しています。ネイティブスピーカーの音声教材も用意されており、英語の「音」を聞いて「話せる」ようになることを重視しています。産経新聞の記事をもとにした英文ニュースを活用したディスカッションレッスンなどもあります。

URL:https://learning.sankei.co.jp/
料金:6380円(税込み)1日1回・プラン620
講師:多国籍の講師、日本人

リップルキッズパーク

リップルキッズパークは3~18歳の子どもが対象の専用オンライン英会話です。

歌やゲームなど、子どもが楽しめるを重視したレッスンを用意。英検対策にも対応しています。1つのアカウントを家族で共有することができ、プランの受講回数までなら、誰が何回レッスンを受けても月謝は1人分。

URL:https://www.ripple-kidspark.com/
料金:2838円(税抜き)週1回・おてがる週1プラン
講師:フィリピン人

レアジョブ英会話

レアジョブ英会話は5000以上の教材を活用し、ブラウザまたはアプリだけで利用することができます。レッスンはフィリピン人講師と取り組みながら、目標達成に向けた学習相談は日本人スタッフが対応。「中学・高校生コース」もあり、英検2次試験の面接対策や4技能に特化したカリキュラムなどを提供しています。

URL:https://www.rarejob.com/
料金:4200円(税抜き)月8回・日常英会話コース
講師:フィリピン人

DMM英会話

DMM英会話は、多国籍の講師とマンツーマンレッスンが可能なオンライン英会話サービス。オリジナル教材、出版社教材を豊富に取りそろえています。TOEIC、TOEFL、英検、IELTSなどの試験対策の教材に加え、日本語の文章を英訳しながら文法を身につける「瞬間英作文」やケンブリッジ大学出版局の『Grammar in Use』など海外で利用されている文法の教材も利用できます。様々な国の講師と話す機会としても楽しめます。

URL:https://eikaiwa.dmm.com/
料金:6480円(税込み)1日1回・スタンダードプラン
講師:多国籍講師、日本人

ネイティブキャンプ

ネイティブキャンプは、24時間365日・レッスン回数無制限で受講できるオンライン英会話サービス。オリジナル教材と出版社向け教材をどちらも追加料金無く、無制限に利用でき、カランメソッドなどにも対応しています。TOEIC®L&R TEST対策なども可能です。中学生のうちから様々な国の講師と会話をして海外の文化に触れる経験を積むことができます。

URL:https://nativecamp.net/
料金:6480円 制限なし講師:多国籍の講師、日本人
講師:多国籍の講師、日本人

クラウティ

クラウティは1つのアカウントを家族6人までシェアして学べるオンライン英会話サービスです。幼児向けからビジネス英会話まで、学研制作の幅広い教材が用意されています。

子どもが英語学習に対して苦手意識がある場合、家族で一緒に英語学習に取り組むことで、学習に対するモチベーションを向上させることも可能です。

URL:https://www.cloudt.jp/
料金:4500円(税抜き)1日1回・プラン30
講師:フィリピン人

まとめ

中学生向けのオンライン英会話サービスの選び方のポイントなどを解説しました。

送迎不要で手軽に始めやすいオンライン英会話は習い事の選択肢として人気が出始めています。より学習を効果的にするには、サービスが自分の子どもに合った学習スタイルかどうかを検討することも大事です。記事を参考に、ぜひお子さんにマッチする学習スタイルを探してみてください。

関和音
関和音

音楽ライターとしてアーティストの取材をする中、2016年『Bjork Digital』の取材からVRに関心を抱く。テクノロジーに関する執筆を開始して、プログラミングスクールのサイトのSEOを担当。子どもの頃はカードゲームやファンタジーが好きで、給食の時間が苦手。個性を活かした自由度の高い教育に興味があります。

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