2021.03.24
習い事Q&A みらのび編集部

幼児期に習い事は必要?人気の習い事や嫌がる子どもへの対応も紹介!

子どもの習い事について、必要性や種類に悩む人もいるでしょう。今回は幼児期の習い事をテーマにした情報をご紹介します。早期教育につながる習い事の必要性、選び方や費用相場、人気の習い事に注目していきましょう。習い事を嫌がる子どもへの対応策も必見です。

幼児期に習い事をさせる必要性 

子どもに習い事をさせる目的は、子ども自身が楽しむことや自信をつけるためです。普段とは違う物事に触れることで子どもは新しい体験ができ、知識や興味が広がっていきます。
子どもにとって習い事が役立つかどうかは、選ぶ習い事の種類や内容、子どもに合うか合わないか、などが影響します。どんな習い事をしたら自分の子どもにとって良いのか、できるだけ良い影響があるようなものは何か、意識しながら見極めるようにしましょう。
習い事をしている幼児の割合は、5歳で約7割、4歳で約5割、という調査結果があります。2つ以上の習い事をしている幼児も多く、幼児期の習い事割合は半数程度と言えるでしょう。

早期教育とは 

早期教育は、小学校入学前の子どもを対象に、文字や数字、音楽やスポーツなどについて、早めに取り組むことで能力を伸ばしたり、関心を高めたりするための学びです。対象となるのは未就学児で、習い事や家庭学習を通じて学びの場を設けます。

早期教育の意味 

幼児期の子どもは脳や神経系の発達が盛んな時期で、物事の吸収率が高いと言われています。その時期に教育を行うことで子どもの能力アップを図ることが早期教育の意味です。
子どもが小学校へ入学したときに、勉強に関してなるべく困らないようにサポートすることも早期教育の大切なポイントです。早期教育の内容としては、文字の読み書きや簡単な計算を身につけることになります。
早期教育に関連して、幼児教育という言葉もあります。幼児教育は子どもの成長に合わせて個性を伸ばしていく教育のことです。将来の基盤を作ることが目的の教育なので、結果を求める早期教育とは違っています。

早期教育のメリット 

早期教育のメリットは、子どもの基礎学力を高めること、自信がつくこと、親子のコミュニケーションが取れることなどです。
基礎学力については、小さいうちからひらがなや数字に触れることで吸収率アップを狙えます。子どもにとって楽しく学べる環境であるほど伸び率が高くなるでしょう。
子どもが「自分は計算が得意だ」など自分の得意分野に気づけることも、早期教育のメリットです。子どもが得意分野を自覚すると自信がつき、やる気アップにつながります。
早期教育は子どもひとりで行えるものではありません。大人が一緒になって取り組むことで、親子のコミュニケーションタイムを作れます。遊びとのバランスも考えながら、一緒に取り組むことを意識することが大切です。

早期教育のデメリット 

早期教育はインプット教育に偏りがちなところがデメリットです。新しい知識に触れる機会を子どもに作るのは大切なことですが、インプットばかりでは子どものやる気が下がってしまうこともあります。子どものやる気を維持するために、覚えたことを大人に伝える場を作るなど、アウトプットの機会も作りながら進めていきましょう。
また、自主性の抑圧もデメリットのひとつです。早期教育は受け身の学習や訓練が多く、大人主導で進めていくことになります。その結果、子どもが自分で考える機会が減り、自主性や創造性の発達に影響が出ることもあるでしょう。早期教育を行うシーンでは、大人が途中で「一方的に進めすぎていないか」と確認し、見守る姿勢を意識することが大切です。

習い事で身につく能力とは 

子どもにとっての習い事は、新しい世界を知るきっかけになったり、人間関係を広げる機会になったりします。どの習い事にも共通して身につく力は「継続する力」です。一生懸命続けることで実力がついたと実感でき、基礎学力と自信アップにつながります。
習い事の種類によって身につく力も見てみましょう。たとえば音楽系なら、音感や人前で堂々とできる力が身につきます。体育系なら体力や体の動かし方、学習系なら学力や根気などです。今まで体験することのなかった種類の習い事を選べば、「実は楽しい」と子ども自身が気づくきっかけになり、新たな趣味が見つかるかもしれません。

習い事の選び方 

子どもにどんな習い事をさせるか迷ったときには、選び方のポイントに注目してみましょう。単に評判のいい習い事、という目線での選び方では、いざ通ってみると子どもに合わなかったり、続かなかったりすることがあります。

子どもの興味、関心があるものを親が見極める 

習い事を選ぶときは、まず子どもの興味や関心に目を向けてみましょう。子ども自身がやりたいことを選ぶと続きやすくなりますが、子どもが小さいうちは親の見極めが大切です。
日ごろの子どもの様子から選ぶときのヒントを探ります。たとえば歌や踊りが好きな子どもには音楽系を、外遊びが好きな子どもには運動系を、という選び方もおすすめです。子どもにとって興味や関心のある分野の習い事なら、無理なく通えて上達につながるでしょう。

きょうだいだからと言って同じ習い事をさせるのは良くない 

「きょうだいだから同じ習い事を」とするのは良くないと言われています。きょうだうと言ってもそれぞれ個性があり、興味が湧く対象も違うものです。
きょうだいはもちろん、仲のいい友達と同じ習い事をさせるときには、「その子にとって本当に興味のあるものか」という見方をするといいでしょう。同じ教室に友達がいることで子どもが前向きに通えるならきっかけとしては良いのですが、子ども自身の興味や関心もふまえたうえで大人が見極める必要があります。

習い事の費用の相場 

子どもの習い事を考えるとき、費用相場も気になるものです。幼児期に習い事をさせた(させている)人の月間費用相場は、最大で5000円~1万円未満の割合が多いです。
次いで多いのが、1000円~5000円未満です。
もちろん習い事の種類や数によって変わりますが、月の費用相場は5000円前後と言えるでしょう。
※マイナビニュース会員(子どもを持つ男女)を対象に2017年5月に行われた、インターネットログイン式アンケートをもとにしています。

人気の習い事を紹介 

幼児に人気の習い事は、水泳や音楽教室、英会話などが挙げられます。習い事には色々な種類があり、「どんな習い事が子どもに合うだろう?」と思う人もいると思いますが、先ほどご紹介した選び方を参考にし、子どもの可能性を伸ばす習い事を探してみましょう。
ここでは幼児に人気の習い事の特徴を、種類別にご紹介します。

水泳 

習い事の中でも特に人気が高いのは水泳です。人気の理由には、「体力がつくから」「小学校から始まる水泳の授業の準備として」などがあります。
水泳に通うことのメリットは、泳ぎ方の習得や体力がつくこと、風邪をひきにくくなることなど。成果についてはもちろん個人差もありますが、子どもが水に触れる機会を作れる、という点は大きいでしょう。
運動系の習い事にあたる水泳は、水遊びが好きな子どもにとって楽しく続けやすいものです。また、水が苦手な子どもが水泳教室に通うことで「水に顔をつけられるようになった」という成果を実感できる場合もあります。

音楽教室 

音楽教室の習い事では、歌や楽器を使って学びます。中でも特に人気が高いのはピアノです。音楽教室へ通うことには、集中力がアップする、人前に出る度胸が身につく、音感トレーニングになる、などのメリットがあります。音楽を通じて学ぶため、音楽の楽しさを実感できるのはもちろん、リズム感を養うサポートになるでしょう。
音楽教室のカリキュラムの内容によっては、自宅でも練習できる環境を整える必要があります。楽器をそろえるなど大人にとっては大変な一面もありますが、子どもが継続できるよう工夫しながら協力しましょう。

英会話 

英語の授業は小学校低学年からスタートすることもあり、幼児期のうちから「英語を学ばせたい」と考える人もいるでしょう。英語の歌を聞かせたり自宅で学習ドリルをさせたりする方法もありますが、子どもを本格的な英語に触れる機会を作るには英語教室に通う必要があります。
英語教室ではネイティブな発音を耳にすることになり、自然と正しい発音が身につきます。コミュニケーション能力が身につくところも英語教室に通うメリットです。会話をしながら英語を学んでいくので、人見知りが緩和されるなど子どもの社交性に良い影響を与えることもあります。

通信教室 

定期的に届く教材を使って自宅で学習を進めていくのが通信教室の習い事です。通信教室にはいろんな種類がありますが、それぞれ月謝や教材内容が異なります。
通信教室の習い事は大人が家庭で子どもと一緒に進めるため、子どもが楽しく続けられるものを選ぶ必要があります。子どもの年齢に合わせたり、好きなキャラクターが登場するものを選んだり、教材選びが継続できるかどうかに影響するでしょう。

そろばん 

そろばんも子どもに人気の習い事のひとつです。そろばんを使うことで脳が刺激され、記憶力や直感力が鍛えられます。計算のスピードアップや暗算できるようになるイメージのあるそろばんですが、集中力アップや自信がつくこともメリットです。
また、他の習い事に比べて費用が低めの設定になっているところも魅力です。もちろん教室ごとに費用の差はありますが、「2つ以上の習い事をするならそろばんを」と考える人もいます。

書道 

書道の習い事に通うと、机に向かって正しい姿勢で文字を書くことが自然と身につきます。小学校に通うようになると当たり前のことではありますが、幼児から小学生への切り替えはなかなか難しいものです。書道の習い事を通じて経験できていれば、切り替えがスムーズになるでしょう。
文字の正しい書き方が身につくのはもちろん、集中力がアップするのも書道に通うメリットです。子どもが自宅でも文字の練習ができるよう、高さの合う机と椅子を用意するなど学びの環境を整えてあげるようにしましょう。

武道(剣道、空手など) 

剣道や空手などの武道を習うメリットは、体を鍛えたり技が身についたりすることだけではありません。練習や試合の始まりと終わりにあいさつをすることで礼儀作法が身につく、相手の隙をつく瞬間を見極めることで集中力がアップするなど、メリットがいくつもあります。

パソコン関連やプログラミングの教室も人気傾向! 

最近では、先ほど挙げた習い事以外に「パソコン関連の習い事」も人気が高まっています。小学校によっては早い段階でプログラミングの授業が始まることもあり、幼児期のうちからパソコンに触れる機会を作っておくのがおすすめです。
パソコン関連の習い事で身につく能力は、タイピングやプログラミングなどです。幼児が対象なら授業内容は簡単なものになっていて、遊び感覚で学べる工夫が凝らしてあります。教室によってはオンラインスタイルになっている場合もあり、自宅で始めたい、費用を抑えたいときにおすすめです。

習い事を嫌がる子にはどうすればよい? 

子どもが習い事を嫌がるときは対処法と合わせて原因も考えてみましょう。
原因の例としては、思うような成果が出ない、同じ教室に通う子どもや先生と相性が合わない、興味がない、理解できない、などがあります。どれも子どものやる気ダウンにつながる要素なので、原因を見極めることから始めましょう。
原因が見つかったら対処法を考えていきます。子どもとしっかり向き合って、どんなところが嫌なのか聞いてみましょう。自分で理由を話せない子どもももちろんいるので、大人は子どもの話の中からヒントを探ります。
子どもの嫌がる原因を改善することは大切ですが、習い事を休ませて気分転換させたり、期限や条件を決めて続けさせたりすると意外と改善されることもあります。また、頑張ろうと励ましたり、説得したりするのもひとつの方法です。子どもの気持ちを前向きにすることがポイントなので、無理なく通える方法を親子で探してみましょう。

まとめ 

子どもの将来の可能性を広げるためには、習い事を始めるのもひとつの方法です。子どもに習い事をさせるときは、周りと比べない、競わないという気持ちが大切です。比べられることで子どもがストレスを感じないよう、ペースを見ながら進めていきましょう。

みらのび編集部
みらのび編集部

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