2021.03.12
習い事最前線 みらのび編集部

英語で探究、グローバル人材に「東京インターナショナルスクールアフタースクール」

春は習い事選びのゴールデンシーズンです。みらのび編集部では、ユニークな取り組みをする教室をご紹介する「春の習い事最前線」を不定期連載します。今回、取材に協力いただいたのは「東京インターナショナルスクール アフタースクール」。確かな英語力と探究型カリキュラムによりグローバル・スキルの向上を目指します。平日の放課後、3時間行われている授業の様子を取材しました。

IB認定インター校の知見を継いだ教育を放課後に

教室で先生と子どもたちが絵本を読みながらディスカッションをしています。「この子は今どんな気持ちかな?」絵本の中の子を指して先生が問いかけると、「ハッピー!」子どもたちから元気な声が返ってきます。「みんなはどんな時にハッピーな気持ちになる?」「アイスを食べている時!」「昨日おうちで焼き肉をして、おいしくてうれしかった!」口々に発言する子どもたち。

これらの会話は、すべて英語で行われています。イギリス人のマット先生が掲げている絵本も、教室内の掲示物もすべて英語。まるで海外の学校にいるようです。

ここは「東京インターナショナルスクール アフタースクール」。東京インターナショナルスクールは、世界60か国から集まった370名の子どもたちが学ぶ小中高一貫のスクールです。世界的に評価の高い国際バカロレア(IB)認定校でもあり、IB教育の特徴である「探究型プログラム」に定評があります。

その東京インターナショナルスクールの教育メソッドを広く日本の子どもたちに届けるために誕生したのが、こちらのアフタースクール。英語教育と21世紀型の学びを組み合わせ、子どもたちをグローバル時代に必要とされる人材へと育てます。

英語で積極的に発言する子どもたち。先生が語りかけるたび次々と手が挙がる

21世紀を生き抜く「グローバル・スキル」

東京インターナショナルスクール アフタースクールが目指す人物像は、「自分自身と社会に責任を持ち、自信を持って英語で自分を表現できる人」。リーダーシップ、責任感、自己管理、コミュニケーション能力、順応力、問題解決能力、創造性など、スクールが掲げる「8つのグローバル・スキル」を発揮できるようになることを目指しています。

「これらのグローバル・スキルは、アフタースクールでの学びや生活においてとても重要なものです」と語るのは、スクールマネージャーのマギー先生。「教員やスタッフも、自分たちがグローバル・スキルを兼ね備えているか常に省みるようにしています。子どもたちに教える以前に、まず自分たちがこれらを満たした人間であるべきだと思っています」

授業が終わって次の部屋に移動する時、一人の女の子が立ち上がって一列に並ぶよう英語で声をかけます。彼女は今日のリーダー。それに従い、子どもたちは列を作って次の部屋へと移動します。休憩時間にお手洗いに行く時は、別のリーダーがみんなの手洗いや全員クラスに戻ってきたかを確認。日本語の私語が聞こえた時は、誰からともなく英語で話すよう促す声があがります。このように一人ひとりがリーダーとしての役割と自覚を持ちながら、協力しあってスクール生活を送ります。リーダーシップや責任感、自己管理やコミュニケーションといったグローバル・スキルは、こうした生活の中で自然と培われていきます。

みんなで守るルールなど大切なことは、教室内の目立つところに掲げられている実生活の基礎となる「探究型プログラム」

東京インターナショナルスクール アフタースクールでは年齢別のカリキュラムを用意しています。小学校低学年を対象としたジュニアコース(1~2年生対象)と、中学年を対象としたシニアコース(3~4年生対象)です。

今回の取材では、ジュニアコースの「探究型プログラム」を見学しました。今学期の学習テーマは「アウトドアとエマージェンシー」。災害時に役立つスキルを学びながら、ものの性質や仕組みなど本質的な知識について学習します。小学校低学年向けでも、実生活に即した授業が行われています。

この日子どもたちが熱心に取り組んでいたのは、ロープ結びの練習。やり方を相談しあう子どもたちどうしの会話も、もちろん英語です。苦戦している子にはそっと声をかけたり、手伝いを買って出る子も。様々な心の動きを理解し、互いに協力し豊かな人間関係を築く力が育っていることが垣間見られます。

ロープ結びの後は絵本を使ったリーディングの授業。絵本の登場人物を見ながら、いろいろな感情についてディスカッションします。登場人物と同じ感情をしたことがあるか、それはどんな時かなどのやり取りが、全て英語で進んでいきます。自分の感情を臆することなく自由に表現できる雰囲気が、ここアフタースクールにはあります。

「みんなが今日結んだロープを何に使おうか?」授業の最後に先生が問いかけます。「キャンプに行った時、ロープは何に使う?」「テント!」「その通り。来週はみんなでテントを作ろう」「イエーイ!」子どもたちから一斉に歓声が。アフタースクールの授業はワクワクに満ちあふれています。

画結んだロープを次週テント作りに使うと聞き、子どもたちからは歓声が。ワクワクが満ちあふれている誰もがユニークな個人として尊重される場に

アフタースクールでの学びについて、ヘッドティーチャーのケイト先生にお話を伺いました。以前はALTとして、小学校から高校まで計10校もの指導を掛け持ちしていたそう。

「とてもエキサイティングな経験でしたが、少人数の生徒たちともっと深い関係を築きたいと思うようにもなりました」。そんななか出会ったのが東京インターナショナルスクール アフタースクール。「生徒たちも教員も、それぞれユニークな個人として尊重されていて、これまで見てきたどの学校とも違う印象でした」。

スタッフみんなで気を配るのは、スクールの雰囲気作り。「子どもたちは学校で集団を尊重しながら成長しています。一方、放課後ここに来れば、リラックスした雰囲気の中で自由に意見を表現できる。そんな居場所作りを目指しています」とスクールマネージャーのマギー先生。「昼間は小学校で日本式の教育の良さを吸収し、放課後はアフタースクールでインターナショナルな文化や英語に触れる。まさに『いいとこ取り』の教育です」

最後にマギー先生から、入学を検討されている保護者の方々へメッセージをいただきました。「最初は英語を怖いと思うお子様もいるかもしれません。でもいざ飛び込んでしまえば、3時間はあっという間。どんな子もスクールを出る頃には満面の笑みで『また来るね!』と帰っていきます。心配せずに、まずは体験しに来てください。日本語スタッフがしっかりとサポートします」

ケイト先生(左)とマギー先生(右)。子どもたちへの愛情たっぷり

取材を終えて

過去に海外のインターナショナルスクールで教えた経験を持つ筆者は、東京インターナショナルスクール アフタースクールの雰囲気に、ある種の懐かしさを覚えました。「英語はあくまで伝達手段であり、それを使って何をするかが重要」という先生方の考えにも共感しました。日本式の学校とインターナショナルスクールの「いいとこ取り」を将来自分の子にもさせてあげられたら……。帰り道に妄想がふくらみました。(岸志帆莉)

教室情報

「東京インターナショナルスクール アフタースクール」は東京を中心に北海道・兵庫・福岡など8カ所で開講しています。

詳しくはこちらをご覧ください。

みらのび編集部
みらのび編集部

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