2021.03.12
習い事最前線 みらのび編集部

英語で考える力養う「東京インターナショナルスクールアフタースクール LTEコース」

春は習い事選びのゴールデンシーズンです。みらのび編集部では、ユニークな取り組みをする教室をご紹介する「春の習い事最前線」を不定期連載します。今回、取材に協力いただいたのは「東京インターナショナルスクールアフタースクール  LTEコース」。「英語を」ではなく「英語で」学びます。週末の3時間授業に伺いました。

探求型プログラムで楽しく英語で学ぶ

「グローバル・スキルを日本の子どもたちに」を理念にし、東京インターナショナルスクールの知見を継いだ独自カリキュラムを提供しているのが「東京インターナショナルスクールアフタースクール LTEコース」です。「LTE」とは「Learning Through English(英語を通じて学ぶ)」の略で、全て「英語で」学ぶクラスです。壁一面には子どもたちが作ったカラフルな作品が飾られ、ワクワクする雰囲気。週1回土曜日の3時間、楽しい探究型アクティビティーを通して自然に英語を身につけることができます。

取材時のテーマは「共に暮らす-大陸と国について」。まず先生が国旗カードで国を出題。生徒は “Japan is in Asia.”などと、国とエリアをセットで答えていきます。生徒が答えに迷うと、先生はすかさずヒントを出します。英語でのやり取りを繰り返し、最後には “That’s right ! ”(正解!)。すると先生から正解したことを示すボールをもらえて、とてもうれしそう。遊び要素を入れて、勉強が楽しくなる工夫がされています。その後、ワークブックで理解を深め、単語ゲームで遊び、最後は文法の勉強も。

LTEコースでの学びをしっかり継続していけば、学校での授業との組み合わせで、たくさんの英語に触れながら「英語で」考える力が身につきます。もっと通いたい場合は、平日の「アフタースクール」と組み合わせて通うことも可能です。

レッスンは全て英語。楽しいアクティビティーを取り入れながら自然な表現が身につく

英語圏の教材で4技能をバランスよく

東京インターナショナルスクールアフタースクールのLTEコースは、2~3歳向け「LTE Toddlerコース」、未就学児向け「LTE Kidsコース」、小学1~4年生向け「LTE Juniorコース」などがあります。

単語や文法を暗記するのではなく、「自分」「学校」「地球」「外国文化」など、毎回決まったテーマに沿って、ゲームやクラフト、ディスカッションなどさまざまなアクティビティーを通して探求し、自然な英語を学んでいきます。教材は、英語圏の子ども向けのテキスト「Reading A-Z」を使用。アメリカのCCSS(Common Core State Standards=各州共通の学習到達基準)と連動し、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能をバランスよく伸ばします。

年少~年長対象の「LTE Kidsコース」は、ゲームやアクティビティーなど楽しい時間を長めにし、特にリスニングに力を入れています。Are you〜?などの簡単な質問にYes/Noで答えことができ、英語圏の2、3歳の子どもと同等レベルの英語力を身につけることが目標です。

小1~4年生対象の「LTE Juniorコース」では、個々の生徒の英語レベルに合わせて英文構造を基礎からしっかり学ぶ「グラマー・カリキュラム」の時間をレッスン中に約1時間取り入れます。

日本語解説つきのオリジナル教材を併用し、バイリンガル講師が日本語で説明することも。小1〜小4では、英語圏の年少〜小1程度の英語レベルを到達目標としています。

LTE Juniorコースの語彙・文法の授業では、ネイティブ教師とバイリンガルチューターが入り理解を高める

「日本と外国文化、違いがわかる人に」

東京インターナショナルスクールアフタースクールでは、「自分自身と社会に責任を持ち、自信を持って、英語で自分を表現できる人を育む」ことを目標にしています。スクールでは8つのグローバル・スキルが提唱されています。たとえば、Creativity & Innovation(創造力と革新性)、Critical Thinking & Problem Solving(論理的思考と問題解決力)、Communication & Collaboration(コミュニケーションとコラボレーション)、Flexibility & Adaptability(柔軟性と順応性)などがあります。

スクールマネージャーのマギー先生にお話を伺いました。「日本の小学校では日本人としてのアイデンティティーを育んでもらい、このスクールではグローバル・スキルを学ぶ環境を提供したいと考えています。日本の学校には、みんなで掃除したり、給食で栄養バランスや季節の食について学んだりするなど優れた面がたくさんあります。日本の文化や習慣を知ることで他国との違いがわかります。お互いを尊重しながら、より多くの人が幸せになれる方法を探せる人になってほしいです」と語ってくれました。

テーマ学習では、国の名前だけでなく国の音楽や動物、食べ物など幅広い英語に触れる

「生徒との会話に楽しい授業のヒント」

今回取材した3年生クラスの担任、ジャマイカ出身のサシア先生にお話を伺いました。「私は子どもが大好き。16歳年下の弟、親戚や近所の子どもたちにもよく勉強を教えていました。将来は先生になりたかった」。6年前に来日、LTEクラスの先生になって3年目。「子どもたちがいつのまにか英語をペラペラ話せるようになってとても驚きます。自分に興味を持って話しかけてくれてうれしい。子どもとの会話の中でヒントをもらいながら、どうやったらもっと楽しく教えられるか考えています」。

レッスンを通して、先生のことや出身の国にも興味がわくのが、英語教室に通う醍醐味。サシア先生は、真面目で明るくとてもフレンドリーな人柄で、人見知りするシャイな生徒でも、間違いを恐れずに話しかけてくれるそう。

「教える楽しさ」を追求しながら、生徒たちが意見を発しやすい空気感を作り出す。こうした先生と出会えたら、英語習得と同時に子どもたちのグローバル意識も育っていきそうです。

ジャマイカ出身のサシア先生。文学や歴史が大好き

取材を終えて

カラフルな壁に子どもたちの作品が飾られた教室は、とってもワクワクする空間。きっと子どもたちは、英語を習いに来ているというより遊びに来ていると感覚だと思います。LTEは週1回なので、“英語は楽しい!”と実感する時間を多めにしているとのこと。どの教室でもゲームやアクティビティーで盛り上がる声が聞こえてきました。まずは外国人の先生に慣れ、英語の環境を楽しむことが大事。また、英語を母国語とする子どもが使用する「Reading A-Z」の教材や、先生の質を統一するためのスクールトレーナーの存在も注目ポイントです。日本の学校で自分のアイデンティティーをしっかり育み、週末にグローバル・スキルを身につけるというスタイルは、日本のすべての子どもたちに必要だと思いました。(吉田悠里)

教室情報

「東京インターナショナルスクールアフタースクール LTEコース」は東京を中心に北海道・兵庫・福岡など8カ所で開講しています。

詳しくはこちらをご覧ください。

みらのび編集部
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