3歳~15歳(中学生)
初心者、親子、発達障害を持つ子をサポート アットホームな教室

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初心者中心、発達障害の子どもも積極的に受け入れ
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02
個々に合わせたマンツーマンレッスン 親子でもOK
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03
アットホームな環境で、挑戦心や自己肯定感が高まる
子どもの成長を手伝い、喜びを分かち合う

約8.5畳のAスタジオにはドラムセットと電子ドラムを設置。鏡張りの壁があり、演奏する姿が確認できる
「ともくんみゅーじっくすたじお」は、初心者中心のドラム教室。オーナーの原嶋勝巳さんが、東京・板橋区内の自宅に完全防音のスタジオを作り、2022年5月に開講しました。アットホームで清潔感のある環境で、子どもが安心して通えます。
対象は3歳ぐらいから。教室では「子どもたちの成長を手伝い、喜びを分かち合いたい」という思いのもと、発達障害を持つ子どもも学びやすいように、積極的なサポートをしています。
原嶋さんの息子、ともくんは自閉スペクトラム症のハンディを持っています。7歳からドラムを習い続け、16歳の今では、イベントやユーチューブ動画で演奏を披露するまでの腕前に上達しました。教室では、勝巳さん・ともくん親子がペアになって指導を担うほか、子どもの療育に知見と経験がある、あやか先生を講師に迎えています。生徒はいずれかのレッスンを選ぶことができます。
指導で大切にしているのは、音楽を楽しむこと。スタジオは1階に2室。約8.5畳のAスタジオにはドラムセットと電子ドラム、約3.5畳のBスタジオには身長130センチまでの子ども向けに小型化したドラムセットを設置。どちらも鏡張りの壁があり、演奏する姿が確認できます。2階はカフェ風の受付スペース。ここで待機する保護者は、レッスンの様子をテレビモニター越しに見学できます。
叩きたい曲を自由に選んで取り組む

小さい時からドラムが大好きなともくん。ロックから演歌まで自在にプレイ。レッスンでは模範演奏を担当
コースは、「お子様向けドラム始めよう」「初心者向けドラムレッスン」「親子ドラムレッスン」の3つ。先生がマンツーマン(親子は2人1組)で教えます。レッスンは1コマ45分。ほかに5〜10分ほどフリータイムがあり、生徒がスタジオに入って練習できます。参加は月2回から。曜日や時間の希望はフレシキブルに対応可能です。
内容は一人ひとりの個性やレベルに合わせます。まずはドラムに親しむことから。生徒は叩きたい曲を自由に選び、基礎練習を織り交ぜながら取り組みます。
ともくんは、とても記憶力が良く、楽譜を見なくても、音源を聴いてすぐにリズムのパターンを覚えることができるそう。レッスンでは、勝巳さんの進行のもと、ともくんが模範演奏を行います。楽器の説明や手足の使い方などは、オリジナルの動画教材を用意。映像がプロジェクターでスタジオの壁に投影されるので、視覚的に学べます。アフリカの打楽器「ジャンベ」を使い、耳からもリズム感を養います。レッスンのポイントは勝巳さんが動画に撮り、保護者にメールで送るので、自宅での復習に活用できます。
あやか先生は、レッスンで叩き方のお手本を見せ、子どもの興味・関心を大事にしながら完成形に導きます。ドラムの種類による音の違いやリズムは、クイズなどの遊びを通して耳を鍛えることもあるそうです。
ドラムで自信つき、人前で積極的に発表

2階にあるカフェ風の受付スペース。レッスンの様子を、テレビモニター越しに見学できる
教室では、さまざまなリズムのパターンや、小節の合間に入れる「フィルイン」などのテクニックが学べます。スキルが上がれば、「あの曲を叩きたい」という挑戦心が育まれるでしょう。
苦手な部分の練習を繰り返し、一曲通してマスターすれば、粘り強くやり抜く力が養われ、自己肯定感が高まります。「生徒は、自分の思い通りにリズムが合うと、『できた!』と笑顔になります」とあやか先生。
ドラムを通して曲への理解が深まり、音の強弱を考えたり自分なりにアレンジを加えたりして、豊かな表現力が培われるでしょう。
ともくんは、ドラマーとして現在200曲ほどのレパートリーを持ち、ジャンルは、邦楽・洋楽・アニメソング・演歌など多彩。激しいフレーズを叩くことが得意ですが、最近では、ジャズやバラード調の曲にも取り組んでいます。また、これまで70回ほどのイベントに出演し、ソロ演奏やMCも経験。母の美香さんによれば、ともくんは「ドラムを通じて自信をつけ、人前で積極的に発表するようになった」とのこと。通学する特別支援学校の高等部では、入学式でスピーチ役を務めたそうです。
ドラムの演奏は両方の手足をバランス良く使うので、体力も鍛えられます。勝巳さんは、息子の成長に「脚に筋肉がつき、身長も伸びて170センチ。こんなに大きくなるとは」と驚きを見せます。
他者を感じ、気持ちを共有する力が身につく

左からオーナーの原嶋勝巳さん、あやか先生、ともくん、原嶋美香さん
ともくんは小学校入学前から、水泳、スキー、サッカー、パソコン、書道などの習い事を次々に経験。その中で一番はまったのは、鍼灸院の先生の紹介で始めたドラムでした。ともくんは、最初は大きな音が苦手でしたが、教室の先生の配慮で小さな音からスタートし、演奏が楽しめるように。当時、家では人気ゲーム「太鼓の達人」に夢中だったとのこと。勝巳さんが開いた教室は、ともくんが能力を生かしながら働く場にもなっています。
あやか先生は、大学の教育学部を卒業後、音楽療法やリトミックを学ぶため、国立音楽院に進学。在学中、友達からバンドメンバーに誘われてドラムを始め、演奏にはまったそう。子どもへの指導歴は7年ほど。現在は複数の音楽教室でドラムを教え、運動療育の施設でも働いています。
レッスンでは、子どもが楽しく得意なことから始め、できることが積み重なるように心がけています。「リズムを通した療育から、他者を感じ、気持ちを共有する力が身につきます」とあやか先生。生徒が、先生のアドバイスで難しい課題をクリアできたことや、「ドラムを叩いてみんなに認められたことがうれしい」との声に喜びを感じるそうです。
教室では、スタジオ内やホールでの発表会を企画予定とのこと。晴れ舞台での経験は、子どもの可能性をより広げることにつながるでしょう。
ともくんみゅーじっくすたじおのコース情報
お子様向けドラム始めようコース
対象となるお子様
受講日
レッスン時間45分、マンツーマンレッスン
詳しくは体験教室・説明会にお申し込み後、教室よりご案内いたします。
初心者向けドラムレッスンコース
対象となるお子様
6歳~15歳(小学生~中学生)
受講日
レッスン時間45分、マンツーマンレッスン
詳しくは体験教室・説明会にお申し込み後、教室よりご案内いたします。
親子ドラムレッスンコース
対象となるお子様
3歳~15歳(中学生)
受講日
レッスン時間45分、マンツーマンレッスン
詳しくは体験教室・説明会にお申し込み後、教室よりご案内いたします。
ともくんみゅーじっくすたじおの体験会・説明会
費用
1,000円
概要
体験教室は、まずはお互いの自己紹介から始めます。
コミュニケーションを取りながら、やってみたい曲などをお伺いします(10分程度)。
その後、実際にドラムを思うままに叩いてみます。模範演奏を見せることも可能です(30分程度)。
最後は、初回レッスンまでの流れや規約・料金などの確認、質問にお応えします(10分程度)。
※体験レッスンを受けると、入会金10,000円のところ、半額の5,000円に。さらにドラムスティックをもれなくプレゼントいたします。
ともくんみゅーじっくすたじおの地図・アクセス
所在地
〒173-0027
東京都板橋区南町
アクセス
※池袋駅、要町駅(有楽町線)、大山駅(東武東上線)と各方面からアクセス可能!
※近隣にコインパーキング多数あり
ともくんみゅーじっくすたじおの基本情報
教室名
ともくんみゅーじっくすたじお
運営者
原嶋勝巳
ジャンル
対象となるお子様
3歳~15歳(中学生)
入会後の費用
入会金10,000円(キャンペーン価格5,000円。さらにドラムスティック1本をもれなくプレゼント)
月2回レッスン13,000円(キャンペーン価格12,000円)~
こだわり条件
マンツーマン / 振り替えあり / 親子参加あり / 土日あり

親目線でここがうれしい!
見学時、ともくんは「よろしくお願いします」とあいさつし、握手をしてくれました。その手は柔らかく、ふんわりと包み込まれる感覚がありましたが、実際のドラム演奏では、テンポの速いリズムを力強く刻み続けていました。前向きな気持ちがあふれる姿に、私はすっかり魅せられました。オーナーご夫妻はとても気さくで話しやすく、子どもの発達に悩みを持つ保護者の相談にも乗りたいとのこと。安心できる環境の中で、親子が打楽器を通じて心を交わすことができる教室だと思いました。(小島泰代)