年長
ロボットプログラミングの草分け 総合的な教養が身につく

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01
年長からOK ロボット×プログラミング×STEM学習
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02
2003年設立、ロボットプログラミング教室のパイオニア
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理科、社会など他教科を横断、幅広い教養も身につく
「子どもたちの記憶に残る学びを届けたい」

ロボットカーの進み具合を競う子どもたち。重いペットボトルを載せて「何cm進んだかな?」
「先生、できたよ!」「さっきより一秒前進したよ!」元気な声が響く教室内。自作のロボットを動かして仲間と得点を競い合っている子どもたちがいます。一方で黙々とロボットを組み立てる子、画面を見つめひたすらプログラミングに集中する子も。「ここはどうしたらいいのかな?」「こうしたらいけるんじゃない?」先生は、一人一人の進み具合を見ながら声がけをしていきます。
ロボット科学教室Crefus(クレファス)は、2003年設立。ロボットプログラミング教室の草分け的存在。ロボット作りを通して理数系の知識や問題解決能力など、21世紀に必要とされるスキルを楽しく学びます。その根底には「AIなどの技術革新や社会変化を楽しみ、幸せな人生をすごしていける力を子どもたちに与えたい」という願いがあります。
スクール設立当時、学校現場ではゆとり教育がスタート。「主に理科の実験など体験型学習の時間が減りました。子どもたちの記憶に残る学びが減ってしまうのでは?という危機感がありましたね」と語るの足立寛幸先生。「記憶に残る体験型の学びの場を」。そんな想いから Crefusが誕生しました。
テクノロジー×社会の関わりを実践から学ぶ

ワークシート型の教材。歴史や生物などさまざまな領域を融合して学べるよう工夫されている
Crefusの授業は、とにかく実践重視。授業中は、ひたすら手と頭を動かしてロボット作りに励みます。使用教材は、教育版レゴ®マインドストーム® EV3やレゴ®We Do 2.0。さらにCrefusオリジナルのワークシート型教材で、主体的かつ探求的な学びを深めます。
ロボット作りだけでなく、社会の中のテクノロジーについて学ぶのも特徴の一つ。例えば小学1年生では「日本各地の名産品を流通させよう」というカリキュラムがあります。子どもたちは、まず日本各地にどんな名産品があるかテキストや地図で調べます。その後、ベルトコンベアやフォークリフト、配送トラックなどをブロックで組み立てながら、ギアや滑車のしくみなどテクノロジーの知識をおさえます。理科領域の「テクノロジー」、社会領域の「地方の名産品」「流通網」を結びつけて学べるようになっています。
夢中になって楽しみ、試行錯誤しながら学ぶ

センサーつきの犬型ロボットづくりに励む子どもたち。試行錯誤しながら改良を重ねる
取材時は東京都二子玉川校にて2コースを見学しました。「Kicks ジュニアエリートコース」は、小学2年生までが対象。取材当日は子どもたちがロボット競技に夢中。自作の車型ロボットに500mlのペットボトルを載せ、一番遠くまで運べた人が勝ちというルール。引く力を大きくするため、ロボットにタイヤやそりをつけるなど工夫を凝らします。「あれ、曲がっちゃった!」「あぁ、タイヤが浮いちゃった」。なかなか思い通りに進まず試行錯誤。「やったぁ、さっきより進んだよ!」「何点になったかな?」。ワークシートに得点や感想を書き込みます。夢中で課題に取り組んでいるうちに、計算力や論理的思考力が身につきます。
小学3年以上を対象とした「Crefusコース」では、センサーを使用した犬型ロボットを制作。「ここがタッチセンサーで、壁を感知すると方向転換するよ」「こっちのセンターは明るさを感知するんだよ」子どもたちが生き生きと説明します。「相手にきちんと伝えられて初めて完成」(足立先生談)というポリシーのもと、Crefusでは言語活動も重要視。プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力も磨いていきます。
夢を実現したユニークなCrefus生たち

今回お話を伺った足立先生。設立初期から子どもたちの成長を温かく見守ってきた
設立以来、1万人以上の修了生を輩出したCrefus。修了生たちは社会のさまざまなところで活躍しています。小学3年からCrefusに通った冨平準喜さんは、高専在学時にバーチャル・リアリティを使ったスポーツ観戦システムを開発、第7回ものづくり日本大賞で「内閣総理大臣賞」を受賞しました。
世界に飛び出す子どもたちもいます。世界最大規模のロボット競技大会「ファースト® レゴ® リーグ」では、毎年Crefusの代表チームが活躍。なかでも2019年に神奈川県新百合ヶ丘校から参加したチームは、地方大会、全国大会と勝ち抜き、アメリカ・カリフォルニアで開かれた世界大会に出場。ロボット競技部門で第1位に輝きました。
音楽が好きだったある修了生は、「好きな音楽と好きなロボットを組み合わせロボットで音を作りたい」という目標を立て、高校2年までCrefusに通い続けました。自ら進んでさまざまな本を読み、高校生の時には既に大学レベルの専門書を読みこなしていたとか。進路選択の際は自分が学びたい学科がある大学を探しだし、その大学に進学しました。まさに「自ら夢中になれるものを見つけ、自ら学び、将来を切り拓いていく」という Crefusの教育理念が体現されたエピソードです。
教室からのメッセージ
恵比寿校には、小学生から高校生までの生徒さんが通っています。Crefusの中でも歴史のある教室で、FLLやFGCといったロボット競技会で世界大会へ出場を果たしたこともあります。生徒さんは、元気よく和気あいあいとしながらも、お互いのロボットの良いところを取り入れたり切磋琢磨しています。ぜひ一度恵比寿校の雰囲気を見に来てください!
ロボット科学教育Crefus恵比寿校のコース情報
Kicksベーシックコース
対象となるお子様
受講日
年42回
Kicksスタンダードコース
対象となるお子様
小学1年生
受講日
年42回
Kicksアドバンスコース
対象となるお子様
小学2年生
受講日
年42回
Crefusブロンズコース
対象となるお子様
小学3年生
受講日
年42回
Crefusシルバーコース
対象となるお子様
小学4年生
受講日
年42回
Crefusゴールドコース
対象となるお子様
小学5年生~中学3年生
受講日
年42回
Crefusプラチナコース
対象となるお子様
ゴールドコース修了(小学6年生以上)
受講日
年42回
Crefus M2コース
対象となるお子様
プラチナコース修了(中学1年生以上)
受講日
年42回
Crefus M3コース
対象となるお子様
M2修了(中学2年生以上)
受講日
年42回
Crefus SS1~SS3
対象となるお子様
M3修了(中学3年生~高校3年生)
受講日
年42回
ロボット科学教育Crefus恵比寿校の体験会・説明会
費用
体験会・説明会 無料
概要
実際に使用するLEGO®教材でロボットを組み立てて、プログラミングで動かしていただけます。
保護者様にはコースのご案内もさせて頂きますので、お気軽にご参加ください。所要時間1時間程度。
ロボット科学教育Crefus恵比寿校の地図・アクセス
所在地
〒150-0021
東京都渋谷区恵比寿西1-16-3 ゼネラルビル6階
アクセス
JR恵比寿駅西口を出て、交番前の信号を渡り、鳴門鯛焼きとSoftbankショップの間の道を進みます。
左側の歩道を真っ直ぐ3分ほど歩くと大きな交差点(恵比寿西1丁目)がありますので、そこを渡ってから左に曲がると1Fがmush roomというレストランのビル(ゼネラルビル恵比寿西)の6FがCrefus恵比寿校です。
ロボット科学教育Crefus恵比寿校の基本情報
教室名
ロボット科学教育Crefus恵比寿校
運営者
株式会社 ロボット科学教育
ジャンル
対象となるお子様
年長~高校3年生
※新入会は中学3年生まで
入会後の費用
入会金 16,500円
受講費 Kicksコース 9,900円/月
Crefusコース 14,300円~16,500円/月
維持費・教材費 各1,100円/月
※入会時は別途ロボットキット代が必要になります
こだわり条件
振り替えあり / オンラインあり / 土日あり

親目線でここがうれしい!
コンピューターに向かう子どもたちの真剣なまなざしや、自作ロボットについて熱く語る子どもたちのイキイキした表情にすっかり魅了されてしまいました。ロボット作りを通して、プログラミングだけでなく他教科や実社会についてまで広く学べるカリキュラムも魅力的。Crefusに通ったら、必要なことが全部学べそう…。自分の子どもにも、これほどまでに夢中になれる何かを見つけてほしいと思いました。(岸志帆莉)