年長~小学2年生
IT企業ならではのカリキュラム、最先端のリテラシーが身につく

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Point
01
プログラミングだけではなくIT社会で必要な力が身につく
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02
子どものレベルや興味に合わせた個別カリキュラム
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03
授業後に毎回LINEで保護者に連絡。子どもの成長がわかる
IT時代に必要な力が総合的に身につく

少人数クラスなので、わからない時はいつでも気軽に先生に質問ができる
「子どもプログラミングスクールegg」は、東京都世田谷区の三軒茶屋に本社を構えるIT企業「ブレイブ」が「地元に地域貢献をしたい」という思いから、2020年に開校したスクールです。
「自分で考え、解決する力」を身につけることを目標に、プログラミングだけではなく、これからの時代に必要なITの知識やスキルまで学べます。IT企業ならではの視点で考えられた、タイピングなどのパソコン操作の基礎からネットリテラシーまで学べるカリキュラムが特徴です。
取材で見学したのは、小学3年生以上が所属する「ひよこクラス」。まずはタイピングの練習からスタート。授業の中心は、「Scratch(スクラッチ)」を使ってゲームやアニメーションを作っていきます。「クローンチャレンジ」「いんせきをよけろ」など、子どもそれぞれのレベルに合わせた教室オリジナルのプログラムが用意されています。
「まずはお手本を動かして、どんなコードが使われているか考えて」という先生の問いかけに男の子が「乱数!」と元気よく回答。「そう!すごい!」というほめ言葉に満足そうな笑顔を見せます。
お手本をまねて一通りプログラムを作った後は、自分なりにアレンジ。「先生、色変えていい?」「回転させてみたい!」などと、教室のあちこちから子どもたちの弾む声が聞こえてきました。
ほぼマンツーマンの指導で初心者も安心

友だちがつまづいた時は、仲間どうしで教え合うことも
対象は年長から中学生までで、コースは3つ。年長から小学2年生までの「たまごコース(1コマ40分)」、小学3年生から中学生までの「ひよこコース(1コマ60分)」、ひよこコースを終えた生徒が対象の「にわとりコース(1コマ60分)」に分かれています。全てのコースが隔週か週1回のどちらかが選べ、スポットでの受講も可能です。
子ども1〜2人に1人の先生がついてほぼマンツーマンに近い指導が行われており、プログラムも子どものレベルや興味に合わせて個々に設定してくれます。
指導を担当している肥留川先生は「一人ひとりのペースに合わせてプログラムを組みますので、わからないままに授業が進むといったことはありません。また、お絵かきが好きな子、物語を作るのが好きな子など、それぞれの興味に合わせた指導も特徴です」と話します。
また、日々の授業の中でタイピング力を磨き、教室内のブログ(非公開)で自分の作品を紹介することも。そのブログについたコメントに返信をするなどの機会を通して、ネットリテラシーも学んでいきます。
さらに、半年に1度は発表会も開催。3〜4ヶ月かけて制作した作品について、パワーポイントやエクセルを使って資料を作成し、保護者や教室の友だちの前で発表します。まるでビジネスのプレゼンのような発表会は、子どもたちにとって仕事の擬似体験にもなるでしょう。
“楽しい”からこそ続けられ、力がつく

おしゃれな教室内を縦横無尽に走り回る、今話題の「ラボット」。「ぴーすけ」という名前は生徒が命名
eggが大切にしているのは、子どもたちの「ワクワク」する気持ちです。授業で使うオリジナルのプログラムは、子どもたちの反応を見ながら常にアップデートされているそう。
「子どもたちが楽しめるか?を一番大切にして、プログラムを考えています。楽しいからこそ続けられ、さまざまなスキルも身についていくと思います」(肥留川先生)
オリジナリティにこだわっているのもeggの特徴です。毎回の授業では、お手本通りに作るだけではなく、そこに自分なりのアイデアを加える経験をさせます。自分の手で新しいものを創造する楽しさがあると、「もっとやってみたい」と続ける意欲につながるでしょう。
さらに、プログラミングを学ぶことで、論理的に物事を考える力や効率的なやり方が身につきます。そのロジカルさは日々の生活や勉強だけではなく、将来、社会に出たときにもプラスとなるでしょう。
自分で考えることの積み重ねが大切!

Scratchの画面を見せながら説明する肥留川先生。「子どもに寄り添った指導を大切にしています」
保護者にとってわが子の成長がわかりにくいプログラミングという分野だからこそ、家庭との連絡を密にして、子どもの様子を伝えています。
「授業見学は大歓迎ですし、毎回の授業後も一人ひとりごとに保護者の方にLINEで報告をしています。今日どんなことを学んだのか、またどんな部分をお子さんががんばっていたのかなど500字程度でお伝えし、その日の作品のURLなども添えています」(肥留川先生)
その報告を見て、「子どもが作ったゲームを家族で楽しみました」といった声も多く寄せられているとか。LINEでの報告は、家庭での親子のコミュニケーションにもつながっているようです。
パソコンに触るのは初めてだった子どもが、最初はなかなか机に座っていられなかったのに、数ヶ月通う間にどんどん集中力がつき、パソコンを自ら使いこなしている姿を見るのがうれしいと語る肥留川先生。指導の際に大切にしているのは「子どもたちに自分で考えさせること」と話します。
「算数などと違い、プログラミングは答えが1つではありません。たとえば、何かを動かすという課題があったとして、動かし方は何百通りもあります。ただ、その中で一番いい動かし方を自分で考えて決定していくことがロジカルな力につながっていくと考えています」(肥留川先生)
子どもプログラミングスクール eggのコース情報
たまごコース(入門コース)
対象となるお子様
受講日
1回40分
日曜日~土曜日、11時~18時の間でお選びいただけます。
ひよこコース(基本コース)
対象となるお子様
小学3年生~小学6年生
受講日
1回60分
日曜日~土曜日、11時~18時の間でお選びいただけます。
にわとりコース(上級コース)
対象となるお子様
ひよこコースの過程済みの方
受講日
1回60分
日曜日~土曜日、11時~18時の間でお選びいただけます。
子どもプログラミングスクール eggの体験会・説明会
費用
無料
※毎月20名様限定
概要
毎月20名様限定の無料体験を開催しています。体験教室ではパソコンやプログラミングの習熟度によって異なるカリキュラムをご用意。チャレンジたまごコース(年長~小学2年生)またはひよこコース(小学3年生~6年生)の1回40分の授業を3回体験できます。
子どもプログラミングスクール eggの地図・アクセス
所在地
〒154-0024
東京都世田谷区三軒茶屋2-10-23 レイクヒルズ1階
アクセス
東急田園都市線「三軒茶屋駅」南口B出口 徒歩4分、東急世田谷線「三軒茶屋駅」徒歩4分
子どもプログラミングスクール eggの基本情報
教室名
子どもプログラミングスクール egg
運営者
株式会社ブレイブ
ジャンル
対象となるお子様
年長~小学6年生
入会後の費用
たまごコース 7,700円~13,200円/月
ひよこコース 9,900円~17,600円/月
にわとりコース 9,900円~17,600円/月
※入会金無料、パソコンレンタル料・教材費込み
こだわり条件
マンツーマン / 振り替えあり / 送迎あり / 土日あり

親目線でここがうれしい!
「先生見て、ピンクになった!」「いいね!じゃあ角度も変えてみたら?」といった教室内にあふれる会話から、先生と生徒の距離が近く、なんでも相談できる関係ができているんだなと感じました。また、子どもが喜ぶオリジナル教材の開発に力を入れているそうで、「没になるものもたくさんあるんです」と笑う肥留川先生の様子から、「楽しんで学べる」を重視している姿勢がしっかり伝わってきました。全くの初心者でもローマ字から教えてくれるので初めての習い事としてもおすすめです。(松本史)