3歳以上
一人ひとりに寄り添い、ピアノが弾ける「達成感」をフルサポート

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01
本格派も趣味派も、じっくり習えるマンツーマンレッスン
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02
リズム打ちや指トレーニングなど、弾く以外の練習も充実
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03
長くピアノが継続できるよう、粘り強さややり抜く力を育む
本格志向から趣味レベルまでニーズを重視

教室には、スタインウェイとヤマハの2台のグランドピアノが並ぶ
自然光が差し込む明るい部屋に2台並んだグランドピアノ。重厚エレガントな雰囲気を醸し出すみさとピアノ教室。もともと代表の中矢美里先生が自宅で教室を開いていたところ、生徒の急増やグループレッスンのニーズに伴い、2021年に教室をオープン。現在は先生3名体制で教室を運営しています。
中矢先生自身がピアノコンクール出身のため、同様にコンクールの入賞を目指す生徒さんもかなり多いそう。一方、趣味で楽しく弾きたいという意向も歓迎しています。
「一番の想いは、ピアノを長く続けてもらうことです。長く続けていたら、一時ブランクが生じても楽譜が読めるし、曲を聴いたときに音がわかるし、合唱で伴奏を担当するチャンスもあるかもしれません。そこまでのお手伝いができればと思っています」と中矢先生。
最初は教本に添って基礎をしっかり押さえ、ブルグミュラーのレベルが習得できたら、クラシックにこだわらず、好きな曲を選んでもOK。
「マンツーマンレッスンなので、小さな変化でも感情の機微はダイレクトに伝わります。生徒さんに通ってもらうだけでOKと受け身にならずに、親御さんのお迎え時にフォローの連絡をするなど、生徒さんがいかに気持ちよくお稽古できるかに配慮しています。お子さんの気持ちを最優先するために、風通しのよい環境作りに努めています」(中矢先生)。
教本に添って弾く以外の練習も充実の30分

ピアノを弾く、指を動かす、カスタネットでリズム打ち、音符カードなど30分のレッスンは充実
取材にうかがった日に来ていた生徒さんは、年中の女の子。こちらの教室に通い始めてまもなく3年目。ピアノ教本のスタンダート「ぴあのどりーむ」を使っていました。「1と2と…」と先生の拍に合わせて両手で一小節一小節、しっかりと進めていきます。
この時弾いていたのは短調だったため、「暗い曲だけど明るく聴こえるね。暗い気持ちで弾いてみてくれる?」と先生から声がけ。再度「暗い気持ち」で弾き直すと格段に表現豊かになり、先生も生徒さんも満面の笑顔に。
「この記号はどういう意味だったかな?」「ちょっと大きく…?」「なんて名前だったっけ?」「うーんと…メゾフォルテ!!」「正解!」と正確に楽譜をとらえることを意識しています。
この日の目標が達成されたので、シールを貼って一休み。その後は、一度鍵盤の蓋を閉め、音を出さずに「ドレドレラソラソ」と音階を口にしながら指を動かしイメージをふくらませていきます。ここでもうまくいくと、お楽しみのシール貼り。うれしそうな様子が伝わってきます。
ピアノ終了後は、カスタネットを使ってリズム打ち。全身を使って「タンタタタンタタ、タンタンタン」。音符の後に休譜が入る感覚をつかみます。うまく叩けなかったときは「もう1回やる!」と前向きに取り組む姿に、立派な音楽家としての姿勢がうかがえました。
「コツコツ続けて達成感」がピアノの価値

初めてピアノに触る段階から、本格的なクラシック演奏まで、レベルや好みに合わせて複数の教材を使い分ける
ピアノを習う効果について、中矢先生にうかがいました。
「大人になってから、演奏を聴きにいってみようとか、ポップスを聴いたら音が分かるとか、音楽は人生を豊かにしてくれるものだと思います。ちょっとのことですが、それがあるとないでは結構違います」と語ります。
「でもピアノに限らず、何でも長く続けることが一番難しいし、一番大事」と何かを成し遂げる困難さについても実感をこめて語ってくれました。音符の決まり、鍵盤の場所、指の位置、どの音が鳴っているのか…最初に覚えることも多く、日々練習しないと定着しません。加えて保護者の協力も不可欠となると、確かにピアノは続けるのが大変です。でも、だからこそ、コツコツ続けることで得られる達成感は大きく、そこに価値があるのだと、中矢先生は考えています。
「誰もがコンクールを目指す必要はありません。それぞれの向き合い方や進捗を尊重しています。でも、普段はゆっくりペースだけど、発表会に向けて真剣に曲を仕上げてくるとか、こちらが提案した曲に対して『もっと難しい曲がやりたい』と挑戦する生徒さんもいらっしゃいます。ピアノに対する意欲が現れたら、そこをサポートするのが私たちの役目ですね」(中矢先生)。
楽な道のりではないけれど、地道に日々向き合うことで、表現力も、精神力も鍛えられていくことでしょう。
「達成感見られることが何よりの喜び」

主宰の中矢先生。発表会で達成感いっぱいの表情を、親御さんと一緒に見られることが大きなやりがい
主宰の中矢美里先生がピアノを始めたのは3歳のとき。音楽大学、大学院を優秀な成績で卒業し、数々のコンクールや大会での受賞歴や海外での演奏経験も豊富。大学時代から多くの教え子を抱え、コンクール受賞者として輩出した実績もあります。
中矢先生にとっての喜びは、「子どもが発表会でいい演奏をした後に、達成感いっぱいの表情を見た瞬間です」とのこと。
「一緒にレッスンを進めていくと、生徒一人ひとりの性格がわかっていくのもうれしいです。お手紙をもらったりして、コミュニケーションが深まっていくのを感じますね」(中矢先生)。
自身も幼少期からコンクールに何度も挑戦してきたこともあり、自分で弾くならやはりクラシックが好き。「モーツァルトなどの古典、バロックが特に好きです。子どもの頃は手が小さくて試行錯誤した経験があるので、生徒に対しても、『この子にはこういう曲が弾きやすいかな』と考えながら曲を選んでいます」(中矢先生)。
演奏家としても指導者としても、常にピアノに真摯に向き合う姿が、生徒たちの信頼を集めているようです。
下北沢みさとピアノ教室のコース情報
ピアノクラス
対象となるお子様
受講日
講師によって異なります。詳しくは体験教室でご案内いたします。
ソルフェージュクラス
対象となるお子様
3歳~中高生
受講日
日曜日・月2回
※詳しい時間は体験教室にてご案内いたします。
リトミッククラス
対象となるお子様
0歳~2歳
受講日
水曜日(1回40分/月3回)
・0歳児クラス 10:00~
・1歳児クラス 10:45~
・2歳児クラス 11:30~
下北沢みさとピアノ教室の体験会・説明会
費用
2,000円
※中矢先生の場合は3,000円。
概要
体験レッスンでは、一人ひとりのお子さまに合ったレッスンを判断させていただき、最初の教材選びにも反映させていただきます。
下北沢みさとピアノ教室の地図・アクセス
所在地
〒155-0031
東京都世田谷区北沢
アクセス
「下北沢駅」徒歩3分、「池ノ上駅」徒歩5分
下北沢みさとピアノ教室の基本情報

親目線でここがうれしい!
中矢先生の「ピアノは、継続が一番大事で、一番難しい」という言葉が、とても印象的でした。とても真理をついているし、続けるためにも好きなことをやるのが一番なのだろうなと改めて気づかされました。大学生の時から、たくさん生徒さんを抱えてきた中矢先生。もちろん演奏技術の素晴らしさもあるのでしょうが、とても生徒さん想いでひたむきだからこそ、「この先生に師事したい!」というオファーが絶えないのだろうなと納得させられました。(真貝友香)